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点字広報ふくしま第280号

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年7月6日更新

目の不自由な方(かた)に対して、県政の主要施策の解説や県政の動きなどを紹介しています。

編集・発行 福島県広報課

福島県点字図書館(外部リンク)

<県政の窓>復興・創生チャレンジ予算

福島県当初予算 1兆4,472億円 うち復興・創生分 6,178億円

 平成30年度は、復興・創生期間(平成28~32年度)の3年目であり、折り返しとなる重要な一年です。当初予算の総額は1兆4,472億円で、うち6,178億円が復興と地方創生を進めるために充てられます。

【11の重点プロジェクト】

東日本大震災・原子力災害からの復興と地方創生の視点により、特に取り組むべき課題を重点プロジェクトとして重点的に事業を進めます。11の重点プロジェクトと、主な事業を紹介します。

1 人口減少・高齢化対策プロジェクト 【195事業557億円】

【事業例】
福島に来て。交流・移住推進事業(企画調整部)…【2.0億円】
首都圏在住の本県出身者等を対象にした「30歳の同窓会」の開催や、移住相談体制の強化など、定住・二地域居住を推進します。

健康長寿ふくしま推進事業(保健福祉部)…【2月9日億円】
健康なまち(県)づくりを目指し、ふくしま健民アプリの利用促進や市町村、職場の健康づくりを支援するほか、住民参加型のイベントを行います。

2 避難地域等復興加速化プロジェクト 【63事業670億円】

【事業例】
ふたば医療センター附属病院運営経費(病院局)…【15.8億円】
二次救急医療をはじめとした双葉地域に必要な医療を確保するため、4月、富岡町にふたば医療センター附属病院を開院します。

ロボットテストフィールド整備等事業(商工労働部)…【67.3億円】
無人航空機や災害対応ロボット等の研究開発や実証試験を行う拠点の整備を進めます。

3 生活再建支援プロジェクト 【37事業309億円】

【事業例】
帰還住民が安心して暮らせる防犯環境整備事業(警察本部)…【0.2億円】
帰還住民の治安面での不安を払拭するため、家庭用防犯カメラ・センサーライトを無償貸与します。

4 環境回復プロジェクト 【33事業1,247億円】

【事業例】
市町村除染対策支援事業(生活環境部)…【1,138.8億円】
市町村が策定する除染実施計画による除去土壌の保管や搬出のほか、線量低減化活動を支援します。

5 心身の健康を守るプロジェクト 【41事業220億円】

【事業例】
保健医療従事者養成施設整備事業(保健福祉部)…【43.4億円】
理学療法士や作業療法士等の安定的な確保を図るため、平成33年4月の開設に向けて、「(仮称)県立医科大学保健科学部」の整備を進めます。

6 子ども・若者育成プロジェクト 【83事業213億円】

【事業例】
「子育て世代包括支援センター設置促進事業(こども未来局)…【0.2億円】
妊娠期から子育てまで切れ目のない支援を行う「子育て世代包括支援センター」の市町村への設置を促進します。

7 農林水産業再生プロジェクト 【80事業728億円】

【事業例】
アグリイノベーション活用型営農モデル推進事業(農林水産部)…【1.0億円】
被災地域等において生産から流通・販売まで一貫して取り組む新たな農業ビジネスへの参入を支援します。

8 中小企業等復興プロジェクト 【42事業933億円】

【事業例】
“市場を切り開く”デザイン指向のものづくり企業支援事業(商工労働部)…【0.2億円】
コンセプトや形・色・模様などを重視したデザイン指向のものづくりによる、新たな市場を切り拓く取り組みを支援します。

9 新産業創造プロジェクト 【27事業401億円】

【事業例】
水素エネルギー普及拡大事業(企画調整部)…【1月4日億円】
福島新エネ社会構想の柱の一つである「水素社会実現のモデル構築」に向け、水素ステーションやFcv(燃料電池自動車)の導入支援など、水素の利活用を推進します。

10 風評・風化対策プロジェクト【65事業187億円】

【事業例】
チャレンジふくしま戦略的情報発信事業(総務部)…【3月7日億円】
企業の発信力を活用した新たな情報発信や、市町村等と連携して、首都圏の大規模な商業施設などで福島の魅力と元気を直接伝える取り組みを行います。

11 復興まちづくり・交流ネットワーク基盤強化プロジェクト

【39事業1,355億】
【事業例】
ふくしま復興再生道路整備事業(土木部)…【224.5億円】
避難指示区域等と周辺の主要都市等を結ぶ8路線を整備します。

【特に力を入れたのはここ!】
(届く発信をします!)

・Jヴィレッジの再開、全国植樹祭(6月 南相馬市)、太平洋・島サミット(5月 いわき市)、世界水族館会議(11月 いわき市)などの機会を捉え、本県の魅力を発信
・農林水産物や加工品、工業製品などのパッケージやネーミングを磨き上げ、イメージを刷新して新たな市場を獲得

(健康長寿を進めます!)

・一人一人に健康への理解を深めていただく、ふくしま健民検定を実施
・従業員の健康づくりに取り組む優良事業所の認定や表彰制度を創設
・地域に根ざした住民参加型の健康長寿イベントを開催

(結婚・出産・子育て支援を充実させます!)

・妊娠から子育てまで切れ目のない支援を行うため、身近な相談窓口となる子育て世代包括支援センターの市町村への設置を促進、発達や障がい等の相談窓口となる地域支援センターをすべての特別支援学校に設置
・待機児童の多い3歳未満を対象とする保育施設や、企業内保育所の整備支援、保育人材の確保など、安心して結婚・出産・子育てができる環境づくり

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情報ボックス

飼い犬の登録と狂犬病予防注射について

狂犬病という「人と動物の共通感染症」を知っていますか?
世界では今でもこの病気で毎年55,000人もの人が亡くなっています。この病気のまん延を防止するため、生後91日以上の犬の飼い主には、犬の登録(生涯に1度)と狂犬病予防注射の実施(毎年)が義務付けられています。犬の狂犬病予防注射は、各市町村で4月から6月までの間に実施していますので、必ず受けるようにしてください。
◆問い合わせ先 犬の所在地を管轄する市町村役場、
または県動物愛護センター ☎024(953)6400

林野火災を防止しましょう!

 毎年3月から5月にかけて、空気が乾燥し、田畑への火入れの延焼、たき火やタバコの投げ捨てなど、火の不始末による林野火災が多発します。
 火を取り扱うときは、消防署への事前の届出や市町村長の許可が必要となる場合があります。手続の要否を確認の上、必ず消火の準備をして林野火災の防止に努めてください。
◆問い合わせ先 県庁災害対策課 ☎024(521)7194

ジェネリック医薬品の使用について

ジェネリック医薬品(後発医薬品)は、国の審査・承認を受け、新薬(先発医薬品)と同等の有効性・安全性が確認された薬です。開発費用が抑えられるため、窓口での個人負担軽減、医療保険財政の改善にも繋がります。ジェネリック医薬品の使用を希望される場合は、かかりつけの医師や薬剤師にご相談ください。
※すべての医薬品にジェネリック医薬品があるわけではありません。また、価格にあまり差がない場合もあります。
◆問い合わせ先 県庁国民健康保険課 ☎024(521)7203   県庁薬務課 ☎024(521)7232

Jヴィレッジ復興寄附金のご案内

震災以降、営業を休止している日本サッカーの聖地「Jヴィレッジ」が、今夏に一部営業再開、来年4月に全面営業再開します。再開に向けて、個人および団体・企業の皆さまからの寄附金のご協力をお願いしています。寄附金は、主に「全天候型練習場」の整備に活用します。詳細は下記までお問い合わせください。
※個人2,000円から 団体・企業10万円から
※この寄附金は税額控除の対象となります。
問い合わせ先 Jヴィレッジサポーター事務局(株式会社Jヴィレッジ) ☎0240(23)7321

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点字図書館だより

1.「これまでとこれからの点字図書館」
点字図書館長 中村 雅彦(なかむら まさひこ)

点字図書館をご利用いただいている皆さんに心より御礼申し上げます。
おかげさまで、本館は50年以上の歴史を刻んでまいりました。そして、平成18年には大きな転機を迎えました。それは、本館が福島県から当時の福島県盲人協会に運営委託されたことです。現在は公益社団法人福島県視覚障がい者福祉協会(以下「協会」という。)に名称を変更しましたが、福島県から指定管理を受けて13年目を迎えたところであります。多くの皆さんから、視覚障がい者の団体である協会が運営することになり、情報提供や図書の選択などの面で利用者本位の点字図書館になってきたと評価をいただいております。
さて近年、情報機器の普及で図書がデータとして保存され、いつでも利用できるようになり、またインターネットへの接続も容易になってきました。このため、パソコン等の機器の利用は欠かせませんが、点字図書館や協会では機器が利用できるよう積極的に講習会に取り組んでいるところでもあります。
情報化社会に対応するため、図書情報の提供と共に、皆さんの生活向上のために福祉機器や生活情報の提供も充実しなければならないと思っております。幸い点字図書館には生活支援センターが併設されており、両者が協力して視覚障がい者へのサービスを提供することが可能です。今後は総合的な情報提供施設として、さらなる充実を目指してまいりますので利用者の皆さんのご支援をよろしくお願いいたします。

2. 「移動点字図書館inいわき市」について

いわき市で「移動点字図書館」を開催します。家族や友人など皆さんでぜひご来場ください。参加は無料で、どなたでも参加できます。
■日時 6月24日(日曜日) 午前10時30分~午後3時30分
■会場 いわきサン・アビリティーズ研修室(いわき市常磐湯本町)
■内容 (1)点字・録音図書の展示、利用登録の相談
    (2)点字体験・デイジー図書再生機の体験
(3)盲導犬や白杖を使った歩行体験
    (4)音声読み上げパソコン、身近な便利グッズの紹介
    (5)福祉機器・用具の展示・紹介
■共催 いわき市

3.「福島県点字図書館のつどい」について

「第53回福島県点字図書館のつどい」を10月に開催します。ぜひご参加ください。詳細は、7月号(281号)でお知らせします。
■開催日  10月21日(日曜日)
■会 場  コラッセふくしま(福島市三河南町)

◆県点字図書館 024(531)4950

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みんなの広場

「読書会に参加しました」

利用者 真柴 和(ましば かず)
 2月16日、点字図書館において「読書会‐私のお勧めの本-」が初めて行われました。
 デイジー図書を楽しく利用させていただいている私が、参加しようと思った理由は、いつもお世話になっている音訳・点訳の奉仕員の方にお礼を申し上げたいと常日頃から考えていたからと、同じ利用者同士でお話をしたいという思いからでした。
 当日は、自己紹介から始まりました。利用者、知り合いの方、音訳・点訳奉仕員の方々が話された、その一部をご紹介します。
 サピエ図書館からダウンロードして聞いているTさん。時代小説の点字本を夜寝る前に読んでいるMさん。デイジー図書を利用しはじめてだいぶ慣れてきたというSさん。お知り合いの朗読ボランティアの方と一緒に参加したYさん、ボランティアの方は朗読をしてくれました。また、Iさんは点字図書館から最近音訳を依頼された本が大変おもしろかったこと。Sさんはお勧めの著者の時代小説を一覧にして用意してきてくれました。Yさんは知人が読んだものがとても良かったので自分でも読み返したこと。Iさんは毎回涙してしまうのに何度も手に取りたくなる児童書。Wさんは五木寛之の本をいつもカバンにしのばせていること。Kさんは参加してお話が聞けたのでよかったと、…などなど。お茶をしながら、皆さんの「本が好き!」が伝わってきて、和やかな時間が過ぎました。
 外出して、交流して、お友達とも知り合い情報交換することに意義があると感じています。このような機会に一人でも多くの視覚障がい者が参加してくださるよう切に望みます。

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協力会だより

平成30年度の主な事業

本会は、昭和26年に視力に障がいのある方々の福祉向上に強い関心を有する人たちによって、福島県点字図書協力会が発足されたことに始まります。昭和53年10月には、社団法人福島県視力障害者協力会として法人化。平成24年5月には、公益法人制度改革に伴い一般社団法人福島県視覚障がい者協力会と名称を変更して、活動しています。

○平成30年度の主な事業をご紹介します。
1 奉仕活動事業の推進
・点字図書の製本やデイジ-図書編集などの奉仕活動を実施します。
  本年度は、NTTタウンページ(株)が3年毎に発行する「点字電話帳」の製作を予定しています。
  また、名刺への点字印刷や封筒への点字印刷を承ります。
2 日常生活用品(用具)の相談、あっせん事業の推進
・視覚に障がいのある方が求める日常生活用品(用具)の入手などについて、相談およびあっせんを実施します。
3 広報活動事業の推進
・「点字広報ふくしま」や会報「灯り」で本会の活動などの情報を提供します。
4 研修事業の推進
・点字体験講習会等へ点訳奉仕員を講師として派遣します。
  授業や講習会などで点字体験を計画している学校や団体などの皆さまは、ぜひご活用ください。
・奉仕員の資質向上を図るため、各種研修等に参加する奉仕員に参加費用の助成をします。
*「佐藤満雄奨学基金」事業は、平成29年度で終了しました。

◆県視覚障がい者協力会 024(533)4085(Fax兼用)

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生活支援センターだより

1.平成30年度の生活支援センター事業について

【生活相談と生活用具の展示と体験】
当生活支援センターでは、視覚に障がいのある方やその関係者からの生活相談を随時行っています。
また、視覚障がい者用の生活用具の展示をしています。体験しながら用具を選ぶことができます。ぜひお越しください。
【開催講座】
平成30年度に開催する講座は次の講座です。多くの方のご参加をお待ちしています。詳しくはセンターまでお問い合わせください。
・カラオケ教室 第1土曜日午後1時~3時(5月と11月は第2)
・大正琴教室(福島)第4土曜日午前10時~正午(6月から)
・大正琴教室(郡山)第2木曜日午後1時~3時(6月から)
・文学講座 5月26日(土曜日)・11月24日(土曜日)午後1時~3時
・白杖歩行スキルアップセミナー(初夏・秋2回)
・調理教室(9月と12月)
・IT教室 第2日曜日午前10時~午後1時(通年)
【サークル活動】
・卓球サークル 毎週火曜日午前10時~
・唱歌・童謡を歌う会と朗読会 第1木曜日午後1時~ 
・朗読サークルによる対面朗読 毎週金曜日午後1時~
問い合わせ先:024(535)5275 生活支援センター

2.相談会のお知らせ

 県障がい者総合福祉センター主催の視覚障がい者相談会が下記の日程で開催されます。参加は無料です。参加をご希望の方はお住まいの市町村福祉担当課までお申し込みください。
  6月29日(金曜日)白河市中央老人福祉センター
  7月19日(木曜日)南会津町御蔵入交流館(午後開催)
  8月22日(水曜日)会津若松市生涯学習総合センター(稽古堂)
  9月 4日(火曜日)郡山市障害者福祉センター
 10月18日(木曜日)相馬市総合福祉センター(はまなす館)
11月14日(水曜日)いわき市総合保健福祉センター
12月 4日(火曜日)伊達ふれあいセンター

3.同行援護従事者養成のお知らせ

 平成30年度の養成研修会を7月に福島市で開催します。ご希望の方はセンターにお問い合わせください。

4.新たに展示する用具のご案内

 今年度は、音声メジャー、触読式腕時計、アングルグリップという新しい握りの子供用白杖(株式会社キザキ製作)を展示する予定です。準備が出来次第ご案内します。

5.電話ナビゲーションサービスのご案内

 0570-021802(全国共通番号)に電話を掛けると、日本盲人会連合による福祉情報が聞けます。内容は(1)最新のJbニュース(2)全国のニュース(3)地域の情報で、音声ガイダンスにそって操作ください。また、「点字ニュース即時提供システム」としてインターネット版もあります。メール配信をご希望の方は登録が必要です。
 詳しくはセンターまでお問合せください。
◆県視覚障がい者生活支援センター 024(535)5275

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福祉協会だより

平成29年度 公益社団法人福島県視覚障がい者福祉協会理事会を開催

去る3月25日、福島県点字図書館において、午前10時から平成29年度 公益社団法人福島県視覚障がい者福祉協会 理事会を開催しました。
 今年度から定款が改正され、今まで開催してきた3月の定時総会を発展的に解消し、理事会で来年度の事業計画、活動予算書(案)等が審議されることになりました。
理事会では、平成30年度の本部事業計画、福島県点字図書館・福島県視覚障がい者生活支援センターの事業計画、活動予算書(案)等についての議案が、事務局から順次提案され、慎重な審議の結果、いずれも事務局の原案どおりに承認されました。
平成30年度の事業としては、昨年度に引き続き「あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師」の免許保有者に対する「厚生労働大臣免許保有証」の発行に関する事務手続きを行う事になりました。保有証の発行を希望される視覚障がい者の方は、協会にお問い合わせ下さい。
また、支援センターにおけるパソコン教室や、パソコン訪問指導も昨年度に引き続き行う予定ですので、希望される方は協会にお問い合わせください。

◆県視覚障がい者福祉協会 024(535)5275

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情報ボックス

「労働困りごと相談会」を開催します

 皆さんの職場の中で起きている、賃金や退職、人間関係などに関する困りごとや疑問についての相談をお受けします。相談は無料で秘密は厳守します。現地相談会では、労働問題に精通している労働委員会委員が対応します。気軽にご相談ください。

【現地相談会】
■日時 
12月17日(日曜日) 午前10時~午後4時
■場所 南相馬市労働福祉会館、県いわき合同庁舎

電話相談 
(024(521)7594(県内全域)午前10時~午後5時

問い合わせ先 県労働委員会事務局 電話 024(521)7594 

 帰還に向けた放射線不安相談窓口

県では、原発事故による避難区域が設定された12市町村の住民や事業者の方を対象にした、身の回りのもの(ごみ、廃棄物、その他)への放射線不安に関する相談窓口を設置しています。

現地での放射線量測定等の調査や関係機関の紹介も行っていますので、家のリフォーム・修繕から出た廃棄物、家の外に放置されていたものの放射線量や処分先などについて、気軽にご相談ください。

相談窓口 浪江町役場本庁舎1階(正面玄関左側談話スペース)
相談先    電話 080(2845)3905  メール info2@fukushima-sanpai.jp
相談時間 平日(祝休日を除く) 午前8時30分~午後5時15分
問い合わせ先 県庁産業廃棄物課 電話 024(521)7264

今年の「特定健診」もう受けましたか?

特定健康診査は、40歳から74歳までの方を対象とした、生活習慣病(糖尿病、高血圧等)を予防するための健康診査です。

生活習慣病は、気づかないうちに悪化してしまいます。早期発見、早期治療のため、そして自分の健康のため、健診を受けて健康管理をしましょう。

特定健診の結果、メタボ該当者または予備群と診断された方は、特定保健指導を利用することができます。日程や費用については、お住まいの市町村窓口にお問い合わせください。

問い合わせ先 県庁健康増進課 電話 024(521)7236   

 有期労働契約者の無期転換ルールについて

 無期転換ルールとは、有期労働契約が通算で5年を超えて繰り返し更新された場合、労働者の申し込みにより、期間の定めのない労働契約(無期労働契約)に転換できるルールです。 

通算5年のカウントは、平成25年4月1日以降に締結した契約から開始し、原則として、契約期間に定めがある有期労働契約が5年を超えるすべての方が対象です。契約社員、パート、アルバイトなどの名称は問いません。詳しくはお問い合わせください。

問い合わせ先 福島労働局雇用環境・均等室 電話 024(536)4609

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点字図書館だより

1.「平成28年度 増加図書目録」について

 当館で平成28年度に所蔵した図書の目録ができました。

点字版、墨字版、デイジー版があります。目録には、書名・著者名・分類番号と巻数や時間などを記載しています。

 本誌(点字広報ふくしま)に毎回掲載している「新刊案内」と重複するため、全利用者への配布はしません。1年分がまとまったものを希望する方は当館までご連絡ください。1人1種類に限り、無料でお送りします。

2.「点字広報ふくしま」について

2か月ごとに発行している「点字広報ふくしま」の種類は、墨字版・点字版・デイジー版・カセット版があります。ご希望により1戸につき1種類をお送りしています。媒体の種類を変更したい場合はご連絡ください。デイジー版、カセット版を含め返却は不要です。

また、県のホームページには「県政の窓・わかる県政・情報ボックス・点字図書館だより・みんなの広場」、点字図書館のホームページには「点字図書館だより・新刊図書案内」を掲載しています。郵送に合わせて、テキストデータを更新していますので、どうぞご利用ください。

3.「福島県点字図書館のつどい」について 

「第53回福島県点字図書館のつどい」を平成30年10月に開催します。ぜひ、ご参加ください。

詳細は、平成30年7月号(281号)でお知らせします。

■開催日 平成30年10月21日(日曜日)

■会 場 コラッセふくしま(福島市三河南町1-20)

4.貸し出し担当よりお願い

(1)貸し出し期間は、郵送の期間を除いて一般図書は15日以内です。貸し出し数は、デイジー図書は5タイトル、点字図書は2タイトルまでです。期間延長を希望するときはご相談ください。なお、ご要望にこたえられない場合もありますのでご了承ください。

(2)貸し出しの申し込みは電話・Fax・手紙・電子メールなどで受け付けています。メールで送信するときは、氏名と件名(例「デイジー貸し出し希望」など)の記入をお願いします。

(3)前の週に新しく蔵書をした点字・録音図書、点字・録音雑誌を毎週水曜日にメール配信しています。パソコンだけでなく、携帯電話やスマートフォンでのメール登録も可能ですので、新刊図書メール配信サービスを希望する人は当館へご連絡ください。

5.年末年始の休館日について

 平成29年12月27日(水曜日)から平成30年1月5日(金曜日)は、休館日となります。貸し出しの申し込みなどの連絡は、12月22日(金曜日)までにお願いします。

 ◆県点字図書館 電話 024(531)4950

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みんなの広場

「親子点字体験教室」に参加した方から感想をいただきました。

【赤坂 怜大(あかさか れんだい)さん 荒井小学校4年】

 ぼくは、7月30日に点字教室に行って、知らなかったことがいくつもありました。とくに、点字は「いつ」「どこで」「だれが」作ったか、ということです。ぼくは、日本で作られたと思っていました。ハリー・ポッターの本も6冊にもなるとは思いませんでした。1冊でも多いのにすごい量だと思います。いろいろな道具もあって、便利だなぁと思いました。

点字は学校で勉強したけれど、あまり「すごい」とか「やってみたい」など感じなかったので、こういう時に点字を学びたいです。家などで点字を見つけたら読んでみたいです。街で目が不自由な人がいたら「なにか手つだうことはありますか」と声をかけたいです。

【真田 明慶(さなだ あきよし)さん 森合小学校6年】

 おどろきの連続でした。びっくりしたのは、視覚障がいを理解するために、アイマスクをつけて歩いた事です。つえをついてお母さんのうでにつかまって歩いたけれど、どこを歩いているのかわからなくて、何かにぶつかりそうで足を一歩だすのがとてもこわかったです。お菓子の味当てクイズでは、パイン味のゼリーがいちご味だと思ってしまいました。りんご味のジュースはかんたんでした。ほかにも食べてみましたが、見ないで舌だけで味を当てるのはとてもむずかしいと思いました。

 体験をして、視覚障がいの人は、知らない道を歩いたりする時は不安でこわい気持ちになるんだろうと思いました。こんな時はどうするんだろうという疑問がたくさんでてきました。これからは、困っている人を見かけたら声をかけたいと思います。

協力会だより

~日常生活用品(用具)の相談・あっせん~

本会では、視覚障がい者の日常生活自立支援のため、日常生活用品(用具)の相談・あっせんを常時行っています。

必要な用品(用具)がありましたら、事務局にご相談下さい。

「用品(用具)の一例」

・白杖類: 直杖、折りたたみ杖、白杖関連小物など

・点字器類:標準点字盤、小型点字器、点筆など

・用紙類:点字用紙、粘着材付きのシート、ノ-ト類など

・時計類:音声腕時計、触読式腕時計、音声置時計など

・調理器具類:プッシュ式万能調味料入れ、計量みそマドラ

-、音声キッチン秤、キッチンタイマーなど

・スポ-ツ用品:盲人野球用ボ-ル、サッカ-ボ-ル、バレ-ボ-ルなど

・健康測定機器類:多機能音声体重計、音声付電子体温計、

音声血圧計など

・ゲ-ム類:トランプ、オセロゲ-ム、立体囲碁盤など

・おもちゃ類:にゃんこ計(音声と光でお知らせする温湿度計)、

体操ブ-ブ-(いつでもどこでもラジオ体操が

できる手のひらサイズのブタのマスコット)など

・財布類:ジャバラ式仕分け財布、三段ファスナ-小銭入れなど

これらのほか、軽量特大折りたたみ傘や安全爪切りなどをはじめ便利な日常生活用品(用具)が沢山あります。

また、目が不自由でない方でも便利に使える物がいろいろあります。

詳細については、事務局までお問い合わせ下さい。

 ◆県視覚障がい者協力会 024(533)4085(ファクス兼用)

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生活支援センターだより

補装具(白杖)の申請について

 白杖は視覚障がい者の補装具に該当します。視覚障がいによる身体障害者手帳を所持している方は、等級に関わらず補装具費支給申請ができます。視覚障がい者を対象とした補装具は白杖のほかに、義眼・矯正眼鏡・遮光眼鏡・コンタクト・弱視眼鏡(掛け眼がね式・単眼鏡)がありますが、眼鏡類の申請には、眼科医の意見書が必要です。

 ここでは白杖の申請についてお話します。申請に必要な書類は、申請書(市町村福祉担当窓口で)、身体障害者手帳、印鑑、見積書(取扱い業者から取り寄せ)、マイナンバーを準備し居住の市町村福祉担当窓口で申請します。申請した場合の自己負担は原則1割ですが、申請者及び配偶者が住民税所得割額46万円以上の場合は、全額自己負担となります。また、申請者と配偶者が非課税の方は自己負担がありません。ただし、基準額を超えた場合、超過分は自己負担です。

 次に、基準額、耐用年数について説明します。各杖には基本構造によって基準額と耐用年数が決められています。耐用年数を過ぎると新たに申請できます。直杖で、繊維複合素材の杖は耐用年数が2年、軽金属が5年、携帯用で、繊維複合素材の場合は2年、軽金属は4年となっています。基準額も構造(直杖、携帯用、身体支持)で異なり、更に夜光材が装着されている、フラッシュライト付で加算があります。また、ゴムグリップの場合は660円加算されます。ご自分が選んだ杖の価格と基準額の差(超過分)は非課税世帯でも、自己負担となります。直杖と携帯用の同時申請もできます。白杖の申請については、支援センターにご相談ください。

県視覚障がい者生活支援センター 電話 024(535)5275

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福祉協会だより

第5回福祉大会を開催

去る9月24日、郡山市香久池の「郡山市障害者福祉センター」で、第5回福祉大会を開催しました。

この大会は、日頃、会員の皆さんが不便や不自由を感じている事、また新たな補助具・補装具の開発希望等々について意見を出し合い、その実現に向けて日盲連等の上部団体や行政機関・JRなどに要望書を提出し、協会として運動していくことを目的に開催しています。

 首都圏での痛ましい視覚障がい者のホームからの転落死亡事故を受けて、JR・私鉄などの駅ホームの安全対策についての要望が出され、上部団体である東北盲人会連合としてJR仙台支社に安全対策の要望書を提出しました。また、県内に視覚障がい者生活訓練指導員として歩行訓練士の配置要望が出され、福島県ロービジョンネットワークなどの他団体と共同で福島県に要望書を提出し、担当部署との話し合いの機会を持つことができました。

 今年度は、新しいGPSを利用した音声ナビの開発と普及についての希望と、新たな信号機の設置に関して、地元の視覚障がい者団体とヒアリングを行い、音声信号機を設置して欲しいなどの要望が出され、実現に向けて関係機関に働きかけを行いたいと思います。

県視覚障がい者福祉協会 (024(535)5275

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