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点字広報ふくしま第281号

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年11月27日更新

目の不自由な方(かた)に対して、県政の主要施策の解説や県政の動きなどを紹介しています。

編集・発行 福島県広報課

福島県点字図書館(外部リンク)

<県政の窓>道の駅同士の交流でさらなる誘客を

 現在、県内に33カ所ある道の駅。休憩施設としての枠を超えて、地元特産品の直売などを行う拠点として特色ある駅が増えています。今、道の駅同士が交流することでさらなる誘客を促進し、地域を活性化する取り組みが行われています。

1 インタビュー(1) 道の駅よつくら港 駅長 白土健二(しらとけんじ)さん

震災をきっかけとして交流がさかんに

 震災の翌月、会津地方から道の駅を含めて100人くらい来てくれて、施設まわりを全部きれいにし、店頭販売もやってくれました。皆さんのご協力が本当に精神的に大きかったですね。その後の会津豪雨のときは何もできなかったので、何かやろうと。そこで、会津の物産を通して交流を始めました。現在は、道の駅尾瀬街道みしま宿や会津柳津、裏磐梯、季の里天栄などと連携し、月に1回「よかっぺ市」を開催しています。そのうち、毎年11月には、「海山味寄港」(うみやまあじきこう)と銘打ち、各道の駅の特産品販売や、サンマのみりんぼしコンテストをやってるんですよ。交流することで県内各地域の“本物”を売りたいです。
白土駅長 「新商品の燻製メヒカリのオリーブオイル漬けがオススメ!」

2 インタビュー(2) 道の駅ばんだい 駅長 斎藤治仁(さいとうはるひと)さん

道の駅同士が手をつなぎ、その良さに光を当てる

 会津地方の道の駅同士で交流をしようと、7年前に『あいづ「道の駅」交流会』をつくりました。いろんな道の駅と情報や商品のやりとりをすることで、お客さんに一番いいサービスを提供したい。そのためには交流が必要だと考えています。
 道の駅ばんだいでは、会津各地の工芸品や物産などを置いて、いい町、村なんですよというものを少しだけPRしています。少しだけなのは、できれば、お客さんにはご自分の足で行ってほしいから。道の駅自体が目的地になるような取り組みをひとつずつ増やして、その良さに光を当てたいです。
※ 現在、県内全域の道の駅の交流を目的とする『ふくしま「道の駅」交流会』もさまざまな取り組みを行っています。
斎藤駅長 「町商工会でつくった甘酒が人気!夏は冷たくして、冬はあったかくして飲んでみて!」

3 道の駅を支える県の取り組み

 県では、道の駅を利用しやすいよう、大型ディスプレイによる情報提供やWi-Fi設置などを行っています。また、道の駅を集めたイベントの開催など、広域的な取り組みを支援しています。

(大型ディスプレイ、Wi-Fi、非常用電源などの整備)
 情報提供・防災機能強化のため、大型ディスプレイ、Wi-Fi、タブレット、非常用電源、太陽光パネルなどを整備するとともに、路面状況や交通規制情報、気象情報などを常時提供することで、道の駅が防災拠点としての役割を担えるよう支援しています。

(ふくしま地産地消フェア~ふくしま道の駅・空の駅まつり)
 県内外の道の駅と福島空港が連携し、それぞれの地域の特産品や加工品などを展示・販売しています。平成29年度は県内25の道の駅をはじめ、青森、山形、新潟、長野の各県の道の駅も出店。それぞれの道の駅の魅力を発信するとともに、道の駅同士の交流の輪が広がりました。

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情報ボックス

架空請求のハガキに注意しましょう

 「民事訴訟管理センター」を名乗る機関から身に覚えのない訴訟のハガキが届いたという相談が寄せられています。連絡を取ってしまうと、相手方に個人情報をより詳しく知られてしまいます。「訴訟を起こす」「差し押さえを行う」など、不安をあおるようなことが記載されていても、身に覚えがなければ無視するようにしましょう。
 一人で悩まず、県消費生活センターにご相談ください。
問い合わせ先 県消費生活センター 電話番号:024(521)0999

「ウォークビズ」にチャレンジしよう!!

 県では、チャレンジふくしま県民運動の一環として、「ウォークビズ」を推奨しています。ウォークビズは、歩きやすい靴や服装を選んで出勤する新しいワークスタイルです。
 革靴やヒールの代わりにスニーカーを履いたり、手提げカバンを斜め掛けカバンやリュックサックに替えたりするなど、身軽な服装にするだけで、通勤や外回りも気持ちいい散歩道に変わります。
 皆さんも、ウォークビズを始めてみませんか?
問い合わせ先 県庁文化振興課 電話番号:024(521)7179

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点字図書館だより

 1.福島県点字図書館のつどいについて

 「第53回福島県点字図書館のつどい」を開催します。
 参加を希望する人は9月14日(金曜日)まで当館へお申し込みください。
 ※当日、当館は臨時休館日となります。
■開催日 10月21日(日曜日)
■会場  コラッセふくしま (福島市三河南町)
■内容1(4階 多目的ホール)
  午前10時~10時15分  式典 
  午前10時20分~正午 コカリナコンサート 
  黒坂 黒太郎(くろさか くろたろう) 氏  
  正午~午後2時 交流・体験の時間
  午後2時~午後2時15分 抽選会、閉会 
■内容2(4階 会議室) 順不同
  午前10時~午後3時 福祉用具の展示・体験 
  ・福島県視覚障がい者協力会…日常生活用具
  ・小原眼鏡…拡大読書器・遮光眼鏡等
  ・シナノケンシ株式会社…デイジー図書再生機PTR3 
  ・株式会社KOSUGE…白杖My Cane2・白杖用グリップ等
  ・株式会社JTB商事…音声リモート操作スピーカーEcho(エコー)等
  ・アイネット株式会社…よみあげ拡大読書器「よみあげ名人」
  ・欧文印刷株式会社…点字カレンダー、触図等
  ・株式会社タイムズコーポレーション…視覚障害者用読書器
  ・SINKA株式会社…点字立体プリンター 
  ・日本盲導犬協会 スマイルワン仙台…盲導犬歩行体験等

2.「さわるコレクション」が寄贈されました

 京都国立近代美術館より「さわるコレクション」が寄贈されました。浅井忠、福田平八郎、河井寛次郎の作品がそれぞれの作品にあった印刷方法の図と文章で作成されています。
 文章は点字と拡大文字で書かれています。
 また、点字版と拡大文字版の京都国立近代美術館のパンフレットもいただきました。
 貸出を希望する方は当館までご連絡ください。

3.「レファレンスサービス」をご利用ください

 「レファレンスサービス」をご存知ですか。
 当館では図書に関する質問をはじめ、分からない言葉の意味や身近な疑問などについて、できる限り迅速に回答や情報提供を行っています。
 質問は電話や電子メール、郵送などで随時受け付けています。
 「あなたの身近な百科事典」として気軽にご利用ください。

◆県点字図書館 電話番号:024(531)4950

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みんなの広場

「点字を学んでみての感想」

 今回は、当館で月2回点字の習得を目指して学んでいる、利用者の菅野典子さんにインタビューしました。
質問:点字を覚えようと思ったきっかけはなんですか?
菅野:視力が低下してきて、点字の必要性を感じたからです。盲学校在学中や、生活訓練を受けている時にも点字を習ったことはありましたが、もう一度きちんと覚えようと思いました。
質問:点字を習い始めて、良かったこと、うれしかったことはなんですか?
菅野:家に届く各種お便りの封筒に書かれている点字や、出先でエレベーターやトイレにある点字などが読めるようになったことです。また、保険証や通帳など、大事な物には点字を付けて仕分けできるようにもなり、安心して生活を送れるようになりました。
質問:逆に大変だと思うことはなんですか?
菅野:濁音・拗音・数字など、50音以外の点字を読むのにとても苦労します。それから、少しでも読む練習を怠ると、感覚が鈍ってきてしまうことですね。
質問:点字を習い始めて、家族の反応はいかがですか?
菅野:息子が点字にとても興味を持ってくれるようになりました。それがきっかけとなり、息子が通っている小学校で点字の体験授業も実現させることができました。
質問:では、そんな息子さんからお母さんへ一言お願いします。
息子:ママ、点字の勉強がんばってね。僕ももっと点字を覚えてママの役に立ちたいです。
ありがとうございました。

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協力会だより

~平成30年度定時総会開催~

 定時総会を4月27日福島市の「グランパ-クホテルエクセル福島恵比寿」で開催し、平成29年度事業報告と決算および平成30年度事業計画と予算が審議され、いずれの議案も原案のとおり承認または可決されました。
 平成30年度の新規事業は、封筒への点字印刷およびNTT点字電話帳の製作(3年ごとに発行)です。

-平成29年度顕彰受賞者に感謝状を贈呈-

 長年にわたり点訳およびデイジ-編集の奉仕活動にご尽力された方々に、会長感謝状と記念品が贈られました。
 受賞された方々は、次のとおりです。(敬称略:実績順)

○ 点 訳 
 片倉 豊通(須賀川市)
 大橋 久子(福島市)
○  デイジ-編集
 丹野  靖(福島市)

名刺および封筒に点字印刷はいかがですか ?

 本会では、名刺に点字の印刷を行ってます。
 また、本年度から封筒への点字印刷も始めました。
 詳しくは、事務局までお問い合わせ下さい。

◆県視覚障がい者協力会 電話番号:024(533)4085(ファクス兼用)

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生活支援センターだより

1.後期高齢者医療被保険者の皆さんへ

~8月1日から被保険者証が新しくなります~
 新しい被保険者証(ピンク色)は7月中にお送りしています。
 8月1日以降に医療機関で受診をする際には、必ず新しい被保険者証(ピンク色)を窓口にお出しください。
 今までお持ちの被保険者証(オレンジ色)については、8月1日以降、なるべくお早めに、お住まいの市町村の後期高齢者医療担当課まで返却するようお願いします。
 また、視覚障がいをお持ちの方の被保険者証に点字シールの貼付を希望する場合は、被保険者証を持ってくるのうえ、お住まいの市町村の後期高齢者医療担当課にお申し出ください。
◆お問い合わせ先
 お住まいの市町村の後期高齢者医療担当課
 または福島県後期高齢者医療広域連合
 電話番号:024(528)9025(代表)

2.調理教室「酒粕をつかって」を開催します

日時 9月26日(水曜日)午前10時~午後1時30分
場所 視覚障がい者生活支援センター 調理室・和室
定員 5名程度
 今回は酒粕を用いたご飯もの、野菜の粕汁などを検討中です。
申し込み受付は9月1日からです。詳細はお問い合わせください。

◆県視覚障がい者生活支援センター電話番号:024(535)5275

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福祉協会だより

平成30年度 定時総会を開催

 5月27日 郡山ビッグアイにおいて、平成30年度定時総会を県内6方部から会員が参加し開催しました。
 5月12日 に理事会で審議された、平成29年度各種報告と平成30年度各種計画等の議案について、事務局から提案し承認されました。この総会をもって平成30年度が実質的にスタートしました。
 前号でお知らせしましたが、支援センターを会場に定期的なパソコン教室を開催します。また、音声パソコンに限らず、iPhoneやiPad、ロービジョンの皆さんのパソコン操作に関する相談や指導も行いますので、支援センターにご相談ください。
昨年に引き続き「あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師」の免許保有者に対する「厚生労働大臣免許保有証」の発行に関する事務手続が、7月1日(日曜日)から8月31日(金曜日)まで行われることになりました。事務手続きがやや煩雑なため、「免許保有証」の発行を希望される視覚障がい者の方は、早めに当福祉協会にお問い合わせください。

◆県視覚障がい者福祉協会 電話番号:024(535)5275

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