ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
ホーム > 組織でさがす > 広報課 > 点字広報ふくしま第285号

点字広報ふくしま第285号

印刷用ページを表示する 掲載日:2019年4月9日更新

目の不自由な方(かた)に対して、県政の主要施策の解説や県政の動きなどを紹介しています。

編集・発行 福島県広報課

福島県点字図書館(外部リンク)

<県政の窓>

みんなで盛り上げよう! 東京2020オリンピック・パラリンピック

 いよいよ来年に迫った、東京2020オリンピック・パラリンピック。今回は、県内での開催に向けた取り組みをお知らせします。

1 野球・ソフトボール競技開催決定!

 「復興オリンピック」にふさわしく、開会式に先駆けて2020年7月22日にソフトボール競技が開始され、野球は7月29日開催予定です。
 現在、福島あづま球場の改修工事を進めており、今年の9月に内外野とも人工芝のグラウンドに生まれ変わります。

 2 聖火リレーの出発地が福島県に!

 2020年3月26日に福島県からスタートする聖火リレー。「東京2020オリンピック聖火リレーふくしま実行委員会」では、県内7つの地域、津波被災地・原発事故による避難地域、オリンピックゆかりの市町村などを通過する「通過対象市町村の考え方」に基づいて、関係各所と調整を進めています。

3 「ホストタウン」の取り組み

 いわき市は、サモア独立国をホストタウン相手国に、ラグビーワールドカップ2019と東京2020大会のラグビー競技の事前キャンプ地になることが決定しています。また、同国と市内の高校生同士の文化交流にも取り組んでいます。
 ※ ホストタウンとは、オリンピック・パラリンピックに参加する国や地域の選手などの大会関係者を日本各地の自治体が受け入れ、おもてなしする取り組みです。

インタビュー 県立平商業高校3年 遠藤杏子さん、松本史佳さん、鈴木春奈さん、飯島成美さん

 文化や魅力をもっと知っていただくためにおととしの8月、文化交流のためにサモアを訪問したとき、とても積極的に笑顔で歓迎してもらったことが印象的でした。英語をもう少し頑張って、日本の良さをもっと伝えたかったです。
 地元での就職が内定しているので、「日本、いわきに来てよかったな」と思ってもらえるように、ボランティアにも参加してみたいです。

4 福島の輝く未来へ!スポーツわくわくプロジェクト

 子どもたちがテニス、スカイスポーツ、スポーツクライミング、スケートボードにチャレンジ。国際大会などで活躍するアスリートや指導者が、初心者・未経験者にもやさしく教えます。
 県では、今後も県内各地で、子どもたちの将来の自分づくりの一環として、スポーツや運動に親しみながら、体を動かす機会を提供する予定です。

5 スポーツの国際大会・国内大会を誘致しています

 県では、選手権大会レベルのスポーツ競技大会などの県内開催を誘致しています。
 オリンピック・パラリンピック出場選手など世界レベルで戦う選手たちを皆さんに直接見て感じていただく機会を増やし、東京2020大会を盛り上げていきます。

 6 東京2020チケットを買うには・・・

 東京2020大会公式チケット販売サイトでチケットを購入する際は、インターネットでTOKYO 2020 IDの登録が必要です。チケット販売開始は今年の春以降の予定です。

  事前に、https://id.tokyo2020.jp/ でTOKYO 2020 IDを登録

  2019春 オリンピックチケット販売開始

  2019夏 パラリンピックチケット販売開始

  2020年春以降(予定) チケットの受取

  2020年7月~東京2020大会観戦!

 問い合わせ先

  東京2020 お問い合わせ窓口 電話0570(09)2020 

  受付時間9:00~17:00(土日祝休日を除く)

 ▲このページのトップへ

<わかる県政>

「復興のシンボル」Jヴィレッジ、全面再開!

 福島県の「復興のシンボル」Jヴィレッジが、4月20日に全面再開します。東京2020オリンピックでは、サッカー男女日本代表の強化拠点として使用されることも決定しています!

NEW! 全天候型練習場

 グラウンド1面規模では国内初、全天候型の練習場です。

NEW! ホテル棟

 「サッカー施設」というイメージの強いJヴィレッジですが、一般の皆さんも利用できます。「ホテル棟」には、シングル、ツイン、合宿タイプの4人部屋などいろいろな客室があり、家族旅行やご友人との旅行などでも宿泊可能。また、Jヴィレッジ内にあるレストラン「アルパインローズ」では、洗練されたディナーから地元楢葉町の「マミーすいとん」まで幅広いメニューが味わえます。

 RE OPEN! スタジアム

 5000人収容。さまざまなイベントなども開催可能です。

行ってみよう!全面再開記念イベント

 全面再開当日、4月20日に記念イベントを開催。ステージイベントやサッカー教室、おいしい食べ物の出店など盛りだくさん。入場無料。この機会にJヴィレッジを体験しよう!

イベント情報や宿泊の予約は…

問い合わせ先

 Jヴィレッジ ☎0240(23)7311

  ▲このページのトップへ

情報ボックス

若年性認知症相談窓口のご案内

 「若年性認知症支援コーディネーター」が、65歳未満で認知症を発症した方、ご家族、支援者の方の電話・来所相談に対応します。相談内容に応じて、必要な専門医療機関や支援サービス等を紹介します。来所の場合は事前にご連絡ください。

相談日時

 月曜日~土曜日(木曜日午後、第3木曜日、祝日、年末年始を除く)午前9時~午後5時

問い合わせ先

 星総合病院(郡山市向河原町)内 若年性認知症相談窓口

  電話番号 024(983)8406

  ホームページ 「福島県若年性認知症」で検索

 

 肝がん・重度肝硬変の入院医療費助成のご案内

 B型・C型肝炎ウイルスを原因とする肝がん・重度肝硬変患者に対する入院医療費の助成を開始しました。一定の条件※を満たした場合、1カ月当たりの医療費が1万円に軽減されます。詳しくは下記へお問い合わせください。

 ※ 医療費の自己負担額が一定額を超えた月が年4カ月以上ある、世帯年収が概ね370万円以下である、など

申請方法

 最寄りの県保健福祉事務所または福島市・郡山市・いわき市の各保健所へ必要書類を添えて申請してください。

問い合わせ先

 最寄りの県保健福祉事務所、福島市・郡山市・いわき市の各保健所

 または県庁健康増進課 電話番号 (024(521)7238 

 ホームページ 「福島県肝がん」で検索

  

ふくしまユニバーサルデザイン 推進パートナー募集中

 県では、年齢や障がいの有無などにかかわらず、すべての人が安全に安心して生活できる社会づくりを目指す「ユニバーサルデザイン」について、県と一緒に推進していくパートナー(個人・団体)を募集しています。ぜひご応募ください。

応募方法

 県ホームページから応募用紙をダウンロードし、必要事項を記入の上、郵送、メールまたはFAXでお申し込みください。

応募・問い合わせ先

 県庁男女共生課

 電話番号 024(521)7188  FAX 024(521)7887  電子メール danjo@pref.fukushima.lg.jp

 ホームページ 「福島県 ユニバーサルデザインパートナー」で検索

 

 おいしく残さず食べきろう!

 日本の食品ロス(まだ食べられるのに捨てられている食品)は年間約646万トン発生しており、特に宴会では多くの食べ残しが発生しています。
 パーティーなどでは、開始30分、終了10分は、席を立たずにしっかり食べる時間を設ける、食品ロス削減に取り組んでいる「食べ残しゼロ協力店」を利用するなど、食品ロスの削減に取り組みましょう!

問い合わせ先

 県庁一般廃棄物課 電話番号 024(521)7172

 ホームページ 「福島県 食品ロス」で検索

 

 ▲このページのトップへ

点字図書館だより

1.館長あいさつ  点字図書館長 中村雅彦(なかむら まさひこ)      

 今年は平成最後の年になりました。テレビや新聞のニュースでは、平成の総まとめと新たな時代への期待が報じられています。今年、点字図書館は、県からの指定管理第4期目となりますが、新たな時代に向けて、利用者の皆さんの期待により応えられるようにしたいと考えています。それは、情報化の時代に対応した点字図書館を目指して、利用者の皆さんに多くの情報を提供してその中から必要な情報が選べるようにすることです。ご存知のように、点字図書館では点訳や録音図書に関する業務だけではなく、日常生活に役立つ情報の提供にも取り組み始めました。ここで、これまでの事業を見直して新たにスタートするものを二つご紹介します。
 一つ目は、「視覚障がいを知る地域交流会」です。これは、これまでの移動点字図書館に代わるもので、点訳や録音図書の利用に関する案内や福祉機器・用具の紹介に加えて、市町村の担当者から地域の福祉制度や防災などに関する情報提供していただいたり、参加者と交流を深める場にもなります。今年は三春町と県南地方で開催します。今後も県内各地で開催しますので、ぜひ地元での開催を要望していただきたいと思います。
 二つ目は、「見えにくい・見えない人のための生活・福祉機器展」です。これは、点字図書館のつどいに代わるもので、多くの関係者の協力を得て、最新の機器や日常生活用具などを総合的に展示して体験していただき、時間をかけて話し合いながら用具を選べるようにするものです。また、親子点字体験教室なども開催いたします。
 今まで同様、交流を深めながら楽しんでいただきたいと思いますので、今年も点字図書館をどうぞよろしくお願いします。

 

2.受賞おめでとうございます

 当館の図書製作に尽力され、平成30年度に表彰を受けられた奉仕員の皆さんを紹介します。(五十音順・敬称略)

●第21回「ふくしまボランティアフェスティバル」における社会福祉協議会長表彰 (平成30年8月4日)

  浅野 克子(点訳)、馬場 二三子(音訳)

  矢部 公子(点訳)、山田 富子(点訳)

  渡邉 美恵子(点訳)

●第21回「ふくしまボランティアフェスティバル」における社会福祉協議会長感謝 (平成30年8月4日)

  河野 加代子(音訳)、野田 憲子(点訳) 

  林  幸恵(点訳) 

●第48回「朗読録音奉仕者感謝の集い」 

  DAISY編集奉仕者地区表彰      (平成30年9月14日)

  佐藤 トキ(デイジー編集)

朗読録音奉仕奨励賞 (平成30年10月11日)

  佐藤 久美(音訳)、鈴木 明子(音訳)

  吉田 美抄子(音訳)、力田 佐知子(音訳)

●福島県点字図書館館長感謝状 (平成30年10月21日)

  菅野 俊夫(点訳)、菊地 睦子(点訳) 

  黒田 明美(音訳)、高橋 美香(点訳)

  早川 明美(デイジー編集)、三雲 保(点訳)

  渡邉 美恵子(デイジー編集)

  小原 睦人(株式会社 小原)

 ●厚生労働大臣表彰 (平成30年11月22日)

  野地 イチ子(点訳)

  

 みんなの広場

「いろんな本と出会えて楽しい」

デイジー奉仕員 菊池みずき(きくち みずき)

 私とデイジーとの出会いは15年位前、デイジー編集奉仕員養成講座受講者募集の新聞記事でした。小さいころから本と図書館が大好きでしたが、「デイジー図書」という言葉を目にしたのは初めてでした。それが何なのかはわからなかったけれど、得意なパソコンで本好きな誰かの役に立てると知り受講しました。その時は1年くらい活動したのですが仕事が忙しくなり、できなくなってしまいました。
 2年前、仕事を辞めたのを機に再開して、現在は矢祭町の自宅で作業しています。
 編集する本等は宅配便で届きますが、毎回封を開けるときはプレゼントを開ける時のようにわくわくします。これまで届いた本は時代小説、SF小説、ハーレクイン小説、ライトノベルなど、普段私が選ばないジャンルの本ばかりですが、音訳者さんの音訳が耳に心地よく、話のその先が気になりながら毎回楽しく編集作業をしています。私が自分から選んで読むのは紀行文や興味のある国・場所に関する本なので、こうやってデイジーで異世界の本に出会えることはとても貴重な体験です。
 これからも、「この本が読みたい」と待っている、本が好きな利用者さんのため早めに完成させるように心がけていこうと思います。
 ちなみに、私が最近読んだ本は「表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬」という旅エッセイ。著者と同じ心境でキューバを旅した気分になれた本でした。

 

協力会だより

~名刺&封筒への点字印刷~

本会では、名刺及び封筒に点字の印刷を行ってます。
点字の名刺は、点字の丸いふくらみを通して、温かな気持ちが伝わります。
新たにつくられる名刺に、点字印刷してみませんか。
また、封筒にも点字の印刷を行っています。
点字の封筒は、触っただけで「○○からの封筒」であることを視覚に障がいのある方に伝えることができます。
バリアフリーの一環として、封筒に点字印刷してみませんか。
詳しくは、事務局までお問い合わせください。

 点字体験講習会等への講師派遣

 本会では、学校の福祉体験活動や福祉団体などの点字体験講習会などへ講師を派遣しています。
 昨年は、福島市立第二小学校・桑折町立醸芳小学校・福島市立平野小学校・二本松市立川崎小学校・福島市立信夫中学校の点字体験教室に講師を派遣しました。
 授業や講習会で点字体験を計画されている学校やサ-クル、団体などがありましたら「講師派遣事業」をご活用ください。
 なお、点字機器や点字用紙などの教材は、当方で準備します。
 詳しくは、事務局までお問い合わせください。

  問い合わせ先

  県視覚障がい者協力会  電話番号 024(533)4085 (ファクス兼用)

  生活支援センターだより

2019年度生活支援センター 講座・サークル活動のご案内

  2019年度開催予定の講座についてご案内します。詳細は新年度5月号でご確認ください。多くの方のご参加をお待ちしています。

 開催講座

カラオケ教室 

  第1土曜日午後1時~午後3時(5月から年7回)

  定員10名 

  申込み開始 4月4日(木)から 

大正琴教室

  第4土曜日午前10時~正午(6月から年3回)

  定員 6名

  申込み開始 4月4日(木)から

文学講座

  5月25日(土)・11月30日(土)午後1時~午後3時

  昨年に引き続き「百人一首」の解説とカルタ取り・坊主めくりです。
  前号でご紹介した「カルタ」サークルへもご参加ください。

  申込み開始 5月7日(火)から 

IT教室

  第2日曜日午前10時~午後1時(通年)

  定員 数名(毎回 要予約)

  パソコン・携帯電話・プレクストークなど、個人指導です。

茶道教室

  第2水曜日午前10時~正午(6月から年6回)

  定員 8名 

  申込み開始 5月7日(火)から

  茶道の基本所作、日本文化の精神を学びます。

白杖歩行スキルアップセミナー
調理教室

 

 [サークル活動]…自主活動の場

卓球サークル

 毎週火曜日午前10時~午後2時(通年)

唱歌・童謡を歌う会

 第1木曜日午後1時~午後3時(通年)

対面朗読

 毎週金曜日午後1時~午後2時30分(通年)

 

県視覚障がい者生活支援センター

  電話番号 024(535)5275

 

福祉協会だより

 県視覚障がい者福祉協会では、県障がい福祉課や県共同募金会など、皆様のご理解とご支援をいただき、IT教室(視覚障がい者パソコン教室)や、家庭訪問によるパソコン指導を平成30年度も行ってきました。
 現在の情報化時代にあって、視覚障がい者の大きな味方となるパソコンを、いかに上手に使いこなすかは重要なことです。しかし一朝一夕にはいきませんし、パソコンの操作技術も個人差が非常に大きくなっています。
 そこで、県内に在住する視覚障がい者の皆さんに、パソコン操作に関するお手伝いが少しでもできればと、今年度は支援センターを会場に月1度(原則 第1もしくは第2日曜日)、定期的なパソコン教室を予約制で行いました。毎月、数名の視覚障がい者が来館し、日常のパソコン操作上の疑問点を解決したり、便利な機能を新たに学んだりと有意義な教室開催となりました。
 来年度(平成31年度)も、支援センターを会場に定期的なパソコン教室の開催を予定しています。音声パソコンに限らず、iPhoneやiPad、プレクストークやリンクポケットなどの相談にも対応したいと思います。また、ロービジョンの皆さんのパソコン操作に関する相談や指導にも取り組みたいと考えています。
 資料の準備や講師の関係等もありますので、興味のある方は4月以降、支援センターにご相談ください。

 問い合わせ先

 県視覚障がい者福祉協会  電話番号 024(535)5275