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移動知事室「ふくしま復興訪問」 平成26年度 相双

印刷用ページを表示する 掲載日:2014年9月2日更新

移動知事室  「ふくしま復興訪問」 相双地域の概要

 ・ 開催月日 平成26年8月22日(金曜日)

NPO法人 浮船の里 (南相馬市小高区)

  浮船の里1   浮船の里2

 「浮船の里」は、仮設住宅や借上住宅に住んでいる南相馬市小高区の住民が中心となり、自分たちで出来ることは自分たちでやろうという想いで設立されたNPO法人です。
 避難指示解除準備区域となっている小高区の津波被災地に事務所を設置し、交流広場の運営により、住民の繋がりを維持し、様々な嘆きや悩みを共有することで、住民の孤立を予防すると共に、住民主体で出来る復興やまちづくりを実践しています。

 久米理事長などから設立の経緯や「お蚕様プロジェクト」等の活動の概要について説明いただき、懇談しました。

 佐藤知事は、「こうしたコミュニティの場所は大切。避難している皆さんが、ここからスタートして新しい小高を創っていけるように、一緒に頑張りたい。」と述べました。

ふるさと生産組合 (富岡町大字下郡山)

 ふるさと生産組合 ほ場    ふるさと生産組合 懇談

 ふるさと生産組合は、平成20年の設立以来、富岡町大字下郡山地内等のほ場において、集落営農に取り組んでおりましたが、原発事故により活動停止を余儀なくされていました。避難指示区域の再編を機に、平成25年度から「古里の復興と農地を再生したい」という想いで、営農再開に向けた活動を再開しました。
 平成26年度は、水稲作付面積を1.2haに拡大して実証栽培に取り組んでおり、収穫した米は全量全袋検査を実施して安全性を確認した後、出荷する予定です。

 現地ほ場を視察した後、渡辺組合長ら組合員の皆さんと懇談し、農地保全や双葉郡の復興ビジョンなどの意見を拝聴しました。

 佐藤知事は、「皆さんの話を受け止め、将来に渡ってすばらしい、再生した、復興した双葉郡を創っていきたい。」と述べました。

認定こども園 かわうち保育園 (川内村大字下川内)

 かわうち保育園1    かわうち保育園2

 かわうち保育園は、原発事故による全村避難後、平成24年1月の帰村宣言及び同年4月の行政、医療、学校機能等の村内再開と同時に川内村に帰還し、運営を再開しています。
 平成24年4月、8名の園児で再開し、現在は15名と、徐々に子どもも増えています。
 
 志賀園長から園内の案内、説明をいただいた後、保護者などと懇談し、子どもの安全・安心対策などの意見を拝聴しました。

 佐藤知事は、「真っ黒に日焼けして元気な子どもたちを見て、心強く思う。子どもたちが元気に育つよう、最大限努力していく。」と述べました。