【自治体DX】会津地方振興局職員による「行政DX」の実践!!~会津大生とのコラボによるエクセル活用「草の根DX」~
3月22日、「会津地方振興局 業務効率化推進事業 成果報告会」を開催しました。
これは、会津地方振興局の職員自らが提案する「行政DX」の取組です。
業務効率化を図り、住民サービスの向上や政策立案にいかす!
職員が、日ごろから行政の仕事に取り組んでいる中で、「もっと効率化したいな」「ここをデジタル化すれば、さらにきめ細かな業務ができる」などと思っていることに、チャレンジしてもらいました。
身近な表計算ソフトExcelを活用して、業務効率化で生み出された時間を、住民サービスの向上や政策立案にいかすのがねらいです。
ICT企業に頼まなくとも、Excelを使って会津大学の学生といっしょにDXを進めるって、スピード感とコスパも優れていると思います。
5つの提案で3,485分の削減
○有害鳥獣捕獲許可のとりまとめ(800分削減)
→ さらなる住民への注意喚起を充実することが可能となる。
○財務事務検査結果集計(240分削減)
→ 各公所に対し発生原因と対応策も含めた指導が充実できる。
○自然公園法に係る許可事務(1,200分削減)
→ 自然公園が受ける影響により踏み込んだ審査が可能となる。
○地下水調査に係る文書作成(1.040分削減)
→ 時間短縮により調査の早期着手が可能となる。
○内部統制リスク管理シートの集計(205分削減)
→ 各公所に対し発生原因と対応策も含めた指導が充実できる。
最優秀賞:渡邊さん、優秀賞:平山さん
見事、最優秀賞に輝いた渡邊展生さんと、優秀賞の平山荘さんには、高野会津地方振興局長から直筆の賞状と記念品が贈られました。
〇最優秀賞 会津地方振興局県民環境部 渡邊展生(わたなべ ひろき)
(業務内容)鳥獣捕獲情報の集計の自動化
〇優秀賞 会津地方振興局出納室 平山 荘(ひらやま そう)
(業務内容)出納機関が行う財務事務検査の集計の自動化
会津大学1年の菅野梨花さん、佐藤翼さんの協力
デジタル化には、会津大学1年生の菅野梨花さんと佐藤翼さんに、アルバイトで協力していただきました。
行政マンの篤い思いと、それをデジタルで解決しようとする会津大の若い頭脳がベストマッチングした好事例です。
県CDO補佐官からの高評価
県CDO補佐官の会津大学岩瀬理事からは、「まさに『草の根DX』。こうした取組の積み重ねが、本来あるべき姿であり、DXを成功に導くものである」との高い評価をいただきました。
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