原子力発電所に関する情報
次のとおり、情報提供がありましたのでお知らせします。
東京電力株式会社から、次のとおり調査結果の報告を受けましたのでお知らせします。
平成26年12月及び平成27年1月に福島第一原子力発電所において、東京電力の調査結果における状況の確認を行ったところ、「(1) 現場溶接に係わる作業における上部コンテナ(旋回梯子)における作業状況調査」については、溶接時の火花等の落下を防止する邪魔板等の設置が一部の企業でなされておりませんでしたが、東京電力からの調査結果の報告を受けた後に邪魔板等が設置され、更なる安全性の向上が図られていることを確認しました。
また、「(2) タンク設置企業における作業監督に対する溶接作業及びトイレ休憩に係わる聞き取り調査」については、トイレ使用可能時間が設置場所によって異なることや下請け企業に対するトイレ設置場所の定期的な周知が必要であると考えられましたが、東京電力からの調査結果の報告を受けた後に、タンク設置エリア近傍にキャンピングカーを利用した仮設トイレが設置され、作業環境の向上が図られていることを確認しました。
県としては、原子力規制庁及び福島労働局に対して、類似作業における落下防止対策の徹底について指導を依頼しており、引き続き労働者の作業環境の安全について確認してまいります。
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