| 保護者の知的能力面からくる養育能力の欠如や虐待であるネグレクトの可能性が高いと考えられます。まずは、親族等を活用するなどして保護者との面 接の機会を作ることが必要ですが、それでも困難な場合や虐待が疑われるときは、児童相談所や福祉事務所に通 告してください。 なお、通告にあたっては、直接保護者に面接ができない場合でも、地区担当の児童委員や主任児童委員さらには近所の同級生への家庭訪問などで、保護者の日常の生活状況をできるだけ情報収集するとともに、子どもの家庭での生活実態や子ども本人の保護者に対する希望などを聴取してください。特に、保護者の身なりはきちんとしているが、子どもの衣類の汚れを気にしないような場合は虐待の可能性を疑う必要があります。 |