「ふくしま」の子どもを守る緊急宣言
福島第一原子力発電所の事故は、今なお、収束の兆しが見えず、私たち福島県民の安全・安心を根底から揺るがし、県民生活のあらゆる局面において深刻な影響を及ぼしています。
特に、放射線の影響を受けやすいとされている子どもたちは、夏本番を迎えるこの時期に、青空の下で自由に遊ぶこともできず、登下校時にはマスクを着用するなど、心と体にストレスを受けながら生活を送っています。
福島県は、「ふくしま」の将来を担う子どもたちを、何としても守り抜かなければならない、と同時に、今県外に避難している子どもたちの、一刻も早く「ふるさと・ふくしま」に戻りたいという思いに応えられるよう、安全で安心な「ふくしま」を再生していかなければならないと決意いたしました。
そのため、校庭の表土除去や線量計の配付、長期にわたる県民の健康管理、ホールボディカウンターの整備、さらには、自然体験活動への支援など、考えうる、あらゆる手立てを「ふくしまの子どもを守る緊急プロジェクト」として取りまとめました。
このプロジェクトは、ふくしまの子どもを守り、ふくしまの未来を切り拓く礎となるものです。
このプロジェクトに福島県の総力を結集して取り組んで行くため、平成23年7月8日に、関係団体の方々にも出席いただき、「ふくしまの子どもを守る緊急プロジェクト」推進会議を開催し、『「ふくしま」の子どもを守る緊急宣言』を発表いたしました。
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