外来看護師のつぶやき
印刷用ページを表示する 掲載日:2014年8月25日更新
外来看護師のつぶやき
担当 : 看護師 岩佐 奈々
皆さんこんにちは。宮下病院看護師の岩佐といいます。今回はピロリ菌についてお話ししたいと思い
ます。
ピロリ菌を皆さんはご存知でしょうか?とても可愛らしい名前にも思えるのですが(笑)。近年、様々な研究から、ピロリ菌が胃炎や胃潰瘍などの胃の病気に深くかかわっていることが分かってきました。さて、「じゃあピロリ菌はどうやって調べたらいいの?」と思ってしまいますよね。
そこで宮下病院で行っている検査をいくつかご紹介したいと思います。
(1) 抗 体 測 定
血液や尿を採取してピロリ菌に対する抗体の有無を調べることにより、ピロリ菌に感染しているかどうかを調べます。
(2) 尿 素 呼 気 試 験
検査用のお薬をのみ、一定時間経過した後に、吐き出された息(呼気)を調べて、ピロリ菌に感染しているかどうかを調べます。(3) 便 中 抗 原 測 定
便を採取してピロリ菌抗原があるかどうかを調べます。ピロリ菌の検査は、これらのうち、いずれかを用いて行われますが、1つだけでなく複数の検査を行えば、より確かに判定できます。
ご心配な方、不安な方はぜひ検査を受けてみてください。