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福島県立南会津病院長あいさつ

印刷用ページを表示する 掲載日:2023年4月10日更新

病院長

福島県立南会津病院       
院長 松井 遵一郎

松井院長

ご挨拶

 令和5年4月1日に、当院院長を拝命いたしました松井遵一郎です。どうぞ宜しくお願い申し上げます。

 まず、昭和24年に旧県立田島病院の開設以来、70有余年にわたり、当院の医療活動を支えていただきました地域の皆様、福島県当局および当院の職員を含む関係各位に敬意と深い感謝を捧げます。

 私が着任して以来、最も強く心に遺っているのは、地域の広さと都市部からの距離と時間の長さです。この広い地域における利用者各位の通院に要する距離と時間には、他の地域では経験することのない困難性があると思われます。また私共医療提供側からしても、地域内の広さに加え、都市部からの遠さは医師はじめとする医療要員の確保の点で困難性があるといわざるを得ません。

 一方、我が国全体の問題になりつつある少子高齢化においても当地方は先行地域です。

 これまで当院は、以上の現実を直視し、内科、外科、小児科、整形外科の常勤医療を維持し、救急対応、訪問診療や訪問看護の実施などを行ってまいりましたが、利用者の皆様のご要望には必ずしもお応えできていない面もあると思われます。当院としては、必要度の優先性を考慮し、引き続き、実態に沿った改善と強化に取り組みたいと存じます。

 またこの度、新型コロナウィルス感染症が5類に変更されましたが、気を緩めることなく適切な対応を継続し、本感染症の動向を見極めつつ、私共医療と保健、福祉、介護との連携をはかり、地域の皆様が安心して暮らせるように、地域包括ケアシステムの構築にも積極的に取り組んでまいります。

 以上の目標に向かって努力いたしますが、達成のためには地域内各位のご指導、ご理解が不可欠と思われます。皆様と共に手を携えて歩む南会津病院でありたいと思いますので、変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げまして挨拶といたします。