ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
ホーム > 組織でさがす > 道路管理課 > 【トンネル】計画的・効率的な管理計画の策定

【トンネル】計画的・効率的な管理計画の策定

印刷用ページを表示する 掲載日:2016年5月30日更新

「予防管理」手法によるトンネルの管理

トンネルの健全度と対策費用の変化

トンネルは変状の状態(健全度ランク)にかかわらず補修費用(対策工種)は変わりません。このためトンネルの変状状態を定期点検等によって把握し、安全性を確保しつつ最も効果的かつ経済的なタイミングで補修・更新を行うことが合理的です。この管理手法を「予防管理」と定義し、道路トンネルの維持管理に適用します。

適切な点検による安全性確保と維持管理費の縮減

「予防管理」を行う上で、トンネルの状態を把握するトンネル点検が非常に重要になります。このため、表-3に示す各種の点検を組み合わせ、以下の方針でトンネルの維持管理を行います。

トンネルの点検・安全確認

方針その1

  • 点検は県職員等が主体となって実施します。
  • トンネルの安全性の確保と維持管理費用の低減を図ります。

方針その2

  • 専門技術者による詳細点検をあわせて実施します。
  • 安全性の技術的な裏付けを行い、重点点検区間などを抽出します。
  • 点検のトータルコストの縮減と効率化を図ります。
表-3 福島県の道路トンネルの点検の種類
点検種別点検間隔点検実施者
平常時点検平常時道路パトロールに従う直営等
異常時点検異常時道路パトロールに従う
地震時点検(震度4)地震時道路パトロールに従う
(震度5)直営等
(震度6以上)専門家等
本体工定期点検5年に1回直営等
設備定期点検1年に1回(トンネル等級B以下)直営等
1年に1回(トンネル等級A以上)専門家等
詳細点検定期点検で問題があった場合、または30年に1回専門家等

道路長寿命化計画トップページ