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大峠道路管理所の概要

印刷用ページを表示する 掲載日:2013年12月1日更新

 一般国道121号は、山形県米沢市を起点として、福島県の会津地方を経て栃木県芳賀郡益子町に至る延長約279kmの幹線道路です。このうち、福島・山形両県にまたがる「旧大峠道路」は、幅員が狭隘なうえ地形が急峻で線形も著しく蛇行し、幹線道路としての機能を果たせない状況にあるとともに、冬期間は、積雪により約半年間は交通途絶を余儀なくされていました。

  このような状況に対して、通年の安全で快適な交通確保と冬期間における交通不能区間の解消を目的とし、昭和49年度に国直轄事業として全体延長25.2km(うち福島県側21.0km)に着手し、平成4年8月に18.6kmが部分共用となり、残る福島県側6.6km区間について平成8年度から県事業として工事に着工し、平成22年9月に大峠道路の全線が開通しました。

構造物位置図

大峠道路の構造規格・標準断面

大峠道路の交通量

大峠道路の積雪量

       管理概要

大峠道路管理所の管理区間は、大峠トンネル山形県側坑口から県道日中喜多方線交差点(喜多方市松山町)までのL=16.855kmで、うちトンネルは大峠トンネル(L=3,940m)を含み13箇所約8.1km、橋梁は20橋約1.9kmとなっており、道路構造物延長が管理区間の59.3%を占めています。

このため、大峠道路管理所では、冬期間を含めた通年交通の安全確保を目指し、24時間体制でトンネル内非常警報設備をはじめとする各種管理設備の監視及び、道路の維持管理を行っています。

大峠道路の主要構造物(トンネル・橋梁)、休憩施設

大峠道路の管理設備(防災施設等)

大峠道路の除雪体制