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稲作技術情報(高温対策)

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年8月6日更新

1 水稲の生育概況  

・        本年は、草丈が平年より長いです。茎数は平年並です。葉色は平年より淡いです。
・        「ひとめぼれ」や「天のつぶ」では出穂が確認されています。
・        「コシヒカリ」でも幼穂形成始期が平年より早いため、出穂が早まる予定です。

水稲作柄解析試験 

2 これからの天気 東北地方1か予報:7月28日~8月27日、仙台管区気象台7月26日発表)

 向こう1か月の平均気温は、高い確率50%です。降水量は、平年並または多い確率ともに40%です。週別の気温は、1週目は、高い確率70%です。2週目は、平年並の確率50%です。

 気温等予想

3 高温による影響と対応

(1)高温による影響

 生育ステージが早まるため、幼穂や出穂期を確認して、水管理、穂肥、病害虫防除等を行いましょう。

 開花期に異常高温(35℃程度)に遭遇すると不稔の発生が高まります。また登熟前期~中期(出穂後10~20日程度)の高温(平均気温25℃以上)は乳白粒等の白未熟粒の発生が起き、品質低下につながります。

 被害を軽減するためにも、水温や地温を下げ、根の活力の維持を図りましょう。

(2)水管理…中干し後は間断灌水が基本です!

○ 出穂開花中は、湛水管理(花水)をしましょう。

○ 高温時には「昼間湛水―夜間落水」管理を行いましょう。水が不足している場合は、飽水管理(ひたひた水状態)としましょう。

 ○ 間断灌水の目安は出穂後30日~35日です。

水管理

     出穂後10~20日後は、水温および地温を下げ、品質低下を防ぎましょう。

 

(3)カメムシ類の防除 (斑点米発生防止対策)

~落等原因のトップはカメムシ類によるものです!~

 本年は、カメムシの発生が平年より多く確認されています。また出穂期が平年より早まっていますので、カメムシ類対策は平年より早めに行うとともに、防除を徹底してください。

カメムシ類

 【耕種的防除(畦畔の草刈り)】
○ 出穂期前後の草刈りは、カメムシを水田内へ追い込んでしまうため控える。

【薬剤による防除】
○ 散布剤(粉剤)による防除:出穂期の7~10日後に1回、さらに7日後に1回の2回が基本。
   ※さらに発生が見られる場合は、さらに7日後、追加防除する。

○ 粒剤による防除:穂揃期~乳熟期に湛水状態で散布し、その後7日間は止水する。

○ クモヘリカメムシの発生が見られる場合は、出穂後の早い時期から防除を行いましょう。

     「天のつぶ」は斑点米カメムシ類による被害が多いため、必ず2回防除行いましょう!!

防除薬剤

※ 斑点米カメムシ類防除薬剤には液剤等もありますので、JA等にご相談ください。

※ 薬剤を散布する際は、ドリフトに注意をしてください。

(4)熱中症対策…熱中症になりやすいので体調管理には注意が必要です。

○  農作業はなるべく暑い時間帯を避けて行い、休憩を頻繁に取りましょう。

○  汗で失われる水分と塩分は、こまめに補給しましょう。

○  通気性の良い作業衣や帽子を着用するなど、服装に注意しましょう。

○  熱中症が疑われる場合は、涼しい場所で体を冷やし、水分及び塩分の摂取を行いましょう。また速やかに医師の診察を受けましょう。

 

 農薬使用危害防止運動期間です(6月1日~8月31日)  

・農薬の使用前にもう一度ラベルを確認し、使用方法を必ず守りましょう!!

・農薬を散布する際は他作物への飛散に十分注意をしましょう!!

 

 

 

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