第1章 わたしたちの福島県
県のすがた(県名の由来、県の歌、県の花・鳥・木、歴史)については、こちらのページをご覧ください。
1 福島県の位置(いち)
福島県は、東北地方の一番南にあります。
47都道府県の中では、北海道、岩手県についで3番目の広さです。
2 福島県の市町村
福島県には、令和 (れいわ) 5年3月1日現在 (げんざい) 、13の市、31の町、15の村のあわせて59市町村(しちょうそん)があります。
3 土地の様子
福島県の土地の様子をみると、森林の面積(めんせき)の割合(わりあい)は全国と比(くら)べると少し大きく、自然(しぜん)に恵(めぐ)まれていることがわかります。
4 気候(きこう)のようす
同じ福島県でも、中通り・会津(あいづ)・浜(はま)通り地方では、気候(きこう)がちがいます。
中通り
中通り地方は、日本海がわと太平洋がわの気候(きこう)の中間の気候です。
盆地(ぼんち)では夏はむし暑く、冬は冷(つめ)たい風が吹(ふ)き、雪も降(ふ)ります。
会津(あいづ)
会津地方は、日本海がわの気候(きこう)で、夏は山地ではすずしくなりますが盆地(ぼんち)ではむし暑くなります。
冬はたくさんの雪が降(ふ)り気温も低(ひく)くなります。
浜通り(はまどおり)
浜通り地方は、太平洋がわの気候(きこう)で、梅雨(つゆ)の時期と秋に雨が多く、夏はそれほど気温が上がりません。
冬は県内で一番暖(あたた)かく雪もあまり降(ふ)りません。
県内では、各地域(かくちいき)によって桜(さくら)の花が咲(さ)き始める時期がちがいます。
浜通り地方では、4月上旬(じょうじゅん)に桜の花が咲き始めます。
木の葉が赤や黄色に変(か)わる紅葉(こうよう)の時期も各地域(かくちいき)によってちがいます。
会津地方の尾瀬(おぜ)では、9月の中ごろに紅葉が始まります。
5 人口のようす
2020年(令和2年)10月1日の福島県の人口は、約(やく)183万人(男約90万人、女約93万人)です。
福島県の人口の年齢別(ねんれいべつ)の割合(わりあい)をみると、65歳(さい)以上(いじょう)の人口の割合(わりあい)が、年々大きくなっています。逆(ぎゃく)に、14歳(さい)以下(いか)と15歳(さい)から64歳(さい)までの人口の割合(わりあい)は小さくなってきています。
県内では、いわき市の人口が一番多く、ついで郡山市(こおりやまし)、福島市、会津若松市(あいづわかまつし)という順番(じゅんばん)になっています。
福島県の世帯数(せたいすう)は、年々増(ふ)えていて、2020年(令和2年)10月1日では、約(やく)74万世帯(せたい)がくらしています。
しかし、1世帯(せたい)当たりの人数は、年々減(へ)ってきていて、2.5人となっています。