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県民健康調査について - キビタンの解説、Q&A -

印刷用ページを表示する 掲載日:2016年4月21日更新

 県では、東日本大震災や原子力発電所の事故により、多くの県民の皆さんが健康に不安を抱えている状況を踏まえ、長期にわたり県民の皆さんの健康を見守り、将来にわたる健康増進につなげていくため「県民健康調査」を実施しています。

県民健康調査の詳細 甲状腺検査 健康診査 こころの健康度・生活習慣に関する調査 妊産婦に関する調査 基本調査 県民健康調査
Q

県民健康調査はどんなことをしているの?

男の子
キビタン
A

 県民健康調査は、大きく分けて基本調査と詳細調査があるよ。

 基本調査は、震災後4ヶ月間(放射線の空間線量が最も高かった時期)の外部被ばく線量を推計するもので、その結果を一人一人にお知らせするとともに、今後、長期にわたる健康管理の基礎となるものだよ。

 詳細検査は、健康状態を確認するもので、(1)甲状腺検査、(2)健康診査、(3)こころの健康度・生活習慣に関する調査、(4)妊産婦に関する調査、の4つの調査を実施しているんだ。

 また、各種調査の結果はデータベースに蓄積して、県民の皆さんの健康管理に役立てていくよ。

Q

「甲状腺検査」は、どういう検査で、どんなふうに判定されるの?

男の子
キビタン
A

 チェルノブイリ原発事故後に明らかになった健康被害として、放射性ヨウ素の内部被ばくによる小児の甲状腺がんが報告されていることから、震災時に18歳以下だった子どもたちを対象に行っている検査だよ。

 検査は、ゼリーをつけた器械(2cm×5cm程度)を首に当てて、超音波で甲状腺の状態を調べるんだ。検査時間は、数分程度で終わるよ。

 検査の結果、さらに詳細な超音波検査等が必要と判断された場合は、下図のように二次検査を受けてもらうことがあるよ。

甲状腺検査の流れ

※結節・嚢胞とは?・・・結節とは、いわゆるしこりのことで、甲状腺の一部にできる充実性の(中身の詰まった)塊です。嚢胞とは、水(体液)がたまった袋状のもののことです。甲状腺に小さな結節や嚢胞が認められること自体は決して稀なことではありません。嚢胞は多くの人に認められ、生まれつきある場合もありますし、成長過程で一時的に現れて成長とともに消えていく場合もあります。甲状腺の結節や嚢胞などは、超音波検査装置の進歩によって、極めて小さなものまで確認できるようになっています。

Q

お母さんが、「内部被ばくが心配・・・」って言ってたけど、内部被ばくって検査する方法あるの?

男の子
キビタン
A

 福島県では、「ホールボディーカウンター」という機械を使って、内部被ばく検査を行っているよ。

 「ホールボディカウンター検査」は、体内の放射性物質量を測定して、放射性物質が体の中に取り込まれていないか確認するんだ。

 これまでの検査の結果、健康に影響を及ぼすとされる数値が計測された人はいないよ。
 (ほとんどの人が、「預託実効線量(下欄参照)」1mSv未満(最大でも3mSv)でした。)

皆さまからよくある質問

「預託実効線量」とは
ホールボディカウンター検査による体内の放射線量の測定結果から、成人は今後50年間、子どもは70歳までの内部被ばく量を積算すること。
預託実効線量による評価方法について
現在、食べ物や飲み物に対する不安なども考慮し、平成23年3月12日以降、毎日同じ量の放射性物質を摂取している、と仮定して評価を行っています。これまでの検査結果からは、食べ物や飲み物により日常的に摂取している放射性物質は極めて少ないものと考えられます。
預託実効線量の健康に影響を及ぼす値とは
原ばく被ばく者を主としたこれまでの疫学調査によれば、100mSv以下の数値では明らかな健康への影響は確認されていません。
Q

ボクたちの健康、ずーっと見守ってくれるんだよね?

男の子
キビタン
A

 福島県では、震災と原発事故後における、県民の皆さんの心と身体の健康を将来にわたって見守るとともに、「安全」と「安心」を医療の面からもサポートするため、福島県立医科大学に「ふくしま国際医療科学センター」を整備しているよ。

 「県民健康調査」を実施している、「放射線医学県民健康管理センター」をはじめ、5つの部門で構成されていて、互いに連携しながら、福島県の新しい医療拠点を形成していくよ。

ふくしま国際医療科学センターイメージ図

福島県立医科大学(福島市)内に整備

ふくしま国際医療科学センター

見守る
放射線医学県民健康管理センター
住み慣れた福島で健康に安心して暮らしていただくために、県民の皆さまの心身の健康を長期に見守り健診や調査、ケアを行います。
診る
先端臨床研究センター
県民の皆さまへ最先端の医療サービスの提供と、地域医療の再構築や早期診断を実現します
治す
先端診療部門(こども医療センターなど)
震災と原発事故によって子どもや女性をはじめ、県民の皆さまが懸念される健康影響に対応した診療科を充実させます。
創る
医療-産業トランスレーショナルリサーチセンター
医療界と産業界の橋渡し役となり、新薬開発や医療機器開発を支援します。
育てる
教育・人材育成部門
県民の皆さまの健康を生涯にわたって支える人材を育成してまいります。

放射線医学県民健康管理センターでは

現在、次の5つの調査や検査を推進しています。対象となる方は、ぜひ受診・回答をお願い申し上げます。

基本調査
対象:原発事故時に県内にお住まいだったすべての方
ご自身の行動記録をもとに、震災後4ヵ月間を対象とした外部被ばく線量を推計します。ご自身の当時の被ばくの程度を知る唯一の手段ですので、今からでもぜひご回答ください。
甲状腺検査
対象:原発事故時におおむね18歳以下だった福島県民の皆さま
平成26年度からは平成23年4月2日から平成24年4月1日に生まれた県民の方も対象です(県外でも受診できます)。
健康診査
対象:平成23年時指定の避難区域等にお住まいだった方
避難生活による身体の変調がないか、疾病の早期発見、早期治療につなげていくものです(県外でも受診できます)。
こころの健康度・生活習慣に関する調査
対象:平成23年時指定の避難区域等にお住まいだった方
調査票をもとに、心や身体の健康度を把握し、支援が必要と思われる方に適切なケアを提供します。
妊産婦に関する調査
対象:毎年度、新たに母子健康手帳を交付された方
調査票をもとに、妊産婦の皆さまの心や身体の健康度を把握。不安の軽減や必要なケアを提供します。
検査日程の確認や調査票のご請求などはこちら
福島県立医科大学
放射線医学県民健康管理センター コールセンター
☎024(549)5130
(土日祝を除く 午前9時~午後5時)
kenkan@fmu.ac.jp

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