東京電力では、福島第一原子力発電所において地下水バイパス揚水井から汲み上げ、一時貯留タンクに貯水していた地下水バイパス水の排水を平成26年5月21日10時25分から開始しました。
平成26年4月25日、原子力関係部長会議を開催し、県の意見を取りまとめ、佐藤知事から国及び東京電力(株)に対して、「地下水バイパス水の排出等に係る緊急申し入れ」を行いました。
その後、平成26年5月20日、第20回(平成26年度第2回)廃炉安全監視協議会において、緊急申し入れを行った事項について確認を行いました。
県では、福島第一原子力発電所における地下水バイパス水の海域への排出に際し、南放水口付近(T-2)の海域において、海水モニタリングを実施しています。
測定項目・・・全ベータ放射能、放射性セシウム、トリチウム
※平成30年4月18日から令和元年8月6日の公表において、参考として掲載していた全β放射能の東京電力の運用目標値に誤りがありましたので訂正します。(正:5Bq/L←誤:3Bq/L)
※【参考・東京電力分析結果】福島第一原子力発電所 地下水バイパス排水に関するサンプリング結果