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2017年02月JETスタディツアー参加者レポート05

2017年02月ツアー参加者05

名前: ルイス・メサ(アメリカ)

 ツアーで最初に訪れたのが福島県環境創造センターでした。そこで360度の画面で二つの動画を見ました。最初の動画が放射線の紹介で、私たちの周りに常に放射線があるということが分かりました。2つ目の動画は福島第一原子力発電所の事故から現在に至るまでの除染など復興の取り組みについてでした。前のツアーでも同じ動画を見ましたが、今回見た時にさらに強い印象を受けました。その理由としては福島での滞在時間が増え、コミュニティに溶け込み、同僚や生徒と仲良くなっていることが影響しているかもしれません。福島に来る前に聞いたネガティブな話や今でもネットに広がっている誤報を思い出し、強い怒りと悲しみを感じ、泣きそうになりました。私たちは正確な情報を発信し、誤報を正さなければいけません。今回は事故後の原子力発電所の模型の展示を見る時間がありました。冷却システムが動かなくなり、原子炉の建屋に水素がたまり、爆発が起きたという説明を受けました。
環境創造センターにて

 環境創造センターの後は会津を代表する料理、喜多方ラーメンとソースかつ丼を食べに行きました。とても美味しかったし、私はラーメンをなんと2杯いただきました。お昼の後は飯盛山に行き、あわまんじゅう作り体験をしました。あわまんじゅうが古くから伝わってきたあんこの入った和菓子です。その後、白虎隊記念館を見学し、会津藩の10代の武士から構成された部隊(白虎隊)について学びました。戸ノ口原の戦いで白虎隊の20名は会津若松が燃えている様子を見て、鶴ヶ城が落城したと誤認し、自刃を決行しました。その中の一人だけが一命を取り留めました。今は白虎隊の記念碑が会津の有名な観光地となっています。最後は会津藩校日新館を訪れ、若い侍(武士)がどのような教育を受けていたかについて学び、弓道を体験することができました。
白虎隊 日進館の夕日

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