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2017年02月JETスタディツアー参加者レポート18

2017年02月ツアー参加者18

名前:  ジョセフ・メリンゴロ(アメリカ)

 福島に3年間住んでいたにも関わらず、会津へのスタディツアーに参加したことで、福島の地理や、以前は気づかなかった歴史の詳細について知ることができました。コミュタン福島への訪問は、このツアーで非常に有益なパートでした。私たちはそこで2つの映像を観ました。一本目は、放射能の素晴らしい入門書としてのもので、どのように私たちが普段の生活の中で放射能と相互に作用しているかや放射性物質の種類や放射性周波の動き(アルファ波、ベータ波、ガンマ波)、福島第一原発発電所から放射されたセシウム、そして復興への努力(成功したこともしていないことも両方)、そして汚染物質の食い止めなどについて描かれていました。二つ目の映像は福島県の魅力満載の、いい気分転換になるようなものでした。その後、人生初の喜多方ラーメンを食べました。

 日新館に行くのは二度目でしたが、一度目に行った時よりも白虎隊や侍の教育についてより深く知ることができました。特に、教育の多様性(弓道から書道に至るまで)と、日新館で生徒に課せられる厳しい行動規範に大変感銘を受けました。私はそこで人生初の弓道に挑戦してみましたが見事に失敗しました。これもまた福島県の豊かな歴史を思い起こさせるようなものでした。スタディツアーは、リステルスキーリゾートで幕を閉じました。そこでの滞在は、美味しい食べ物、温泉、会話、そしてもちろんスキーやスノーボードなどで、忘れられないものとなりました。それは楽しく、魅力あるツアーの終わり方でした。そして福島で考えうる膨大な数のレクリエーションの一つの例でもありました。

 終わりに、このスタディツアーは 福島県について学ぶのに、教育的でもあり、リラックスしながらでもあり、何年もこの地に住んでいる人にさえここで体験できることの多様性を示していました。JETにとって単に旅行するよりも得るものは大きいと思います。県民や観光客の心に、福島とはどんなところであるのかというイメージを膨らませるのに価値ある手段だと思います。県をPRするのに、大変すばらしい方法であるし、それがこの企画を継続させるだけの理由になればと願っています。

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