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福島に恩返したい

ウィリアムさん

名前:ウィリアム・ヴォスバー

国籍:ニュージーランド

福島県国際交流員
(2013年08月~)

任期中滞在先:福島市

メッセージ

 私がはじめてふくしまを訪れたのは2012年に絆プロジェクトというプログラムに参加した時のことでした。短い間だったのですが、今思えば、福島県民が一生懸命おもてなしをしてくれたから本当に楽しい時間を過ごせることができました。

 その後、JETプログラムに応募して、福島県に配属された時に、絆プロジェクトで世話になった人たちに恩返しができると思って、また福島に行くことを決心しました。

 ふくしまに戻ってから一年間が経ちました。私はすっかりふくしまに惚れてしまいました。

 美しい大自然、美味しい食べ物、そして歴史溢れる場所。ふくしまの魅力は本当に多いです。

 しかし何よりも私が一番好きなのは福島県民の温かい心です。

 東日本大震災でとても辛い時期があり、その影響がまだ残っているのにも関わらず、大きな笑顔で私を迎えてくれました。悩んでいる時に声を掛けてくれたり、海外での慣れない生活に少しでも慣れるように気を使ってくれたりして、まるで家族の一人のように優しく接してくれました。私はふくしまの子供たちに元気を与えたくて来たのに、いつも逆に子供たちからいっぱい元気をもらっちゃっています。

 福島県民は前向きで一生懸命生きています。

 そんな福島県民が大好きです。

 私は恩返ししたくてふくしまに戻ってきたのですが、ここに住んでいる間にふくしまの皆さんからまた大きな恩を受けました。それはもう恩返しのしょうがないほど大きな恩です。これから少しでもその恩を返すために頑張りたいと思っています。

 この先に何があるか分かりませんが、これからの人生すべてはふくしまで過ごしても幸せになれると思います。

 ふくしまの皆さん、いろいろと本当にありがとうございます!

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