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ふくしまへのメッセージ169(ジョセフ・メリンゴロさん)

ジョセフ・メリンゴロさん

名前:ジョセフ・メリンゴロ

国籍:アメリカ

JETスタディツアー参加者
(2017年02月)

ふくしまへのメッセージ

親愛なる福島へ:

 日本を揺るがし、世界に福島の名を知らしめた大災害の起きた2013年の1月に、最初私は学生としてこの地へやってきました。それから私は福島の状況を知りました。私は震災により避難した方々に会い、仮設の学校で子供たちに会い、学んだのです。まだやるべきことがたくさん残っているとはいえ、福島第一原発のメルトダウンの影響はニュースで言っているような恐ろしいものでも、全県に広がっているようなものではないと。もっと大事なのは、私にいつかここに戻ってきたいと思わせる何かがあることです。災害がそう思わせるのではありません。まして、福島が助けを必要としているからでもありません。人々の心の温かさや活気にあふれた文化、そして新たなる経験ができるという可能性が、私を福島に戻らせたいと思わせるのです。卒業してから、南相馬市に住み素晴らしい3年間を過ごしました。そして、ここが第二の故郷にも思えます。1月に、第一の故郷であるニューヨークに戻ります。最後に、南相馬の思いやりに感謝の意を表します。いつかまた帰ってきたいと思います。

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