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2015年06月留学生スタディツアー参加者レポート02

大学名: 福島大学名前: 付 江天 (フ コウテン)

 スタディツアーの初日は、私たちは福島県農業総合センターを訪れました。県内産の農産品の放射能物質問題に関しては、担当者はセンターの取組みに合わせて説明して頂きました。県民の信頼を取り戻すために、農業総合センターは厳重な体制で仕事に取り組んできました。日本の食品中の放射性物質基準は世界のどの国よりも厳しいにもかかわらず、同センターでは、肉類も野菜類も、検査に使われる器具はほとんど使い捨てのモノばかりでした。検査結果の制度を上げるためにコストを惜しまない努力姿勢は、実に素晴らしいと思います。そのあと、私たちは喜多方市を訪れ、「日本三大ラーメン」のひとつと呼ばれる喜多方ラーメンを頂きました。小田付通りを散策しながら、私たちは日本の古き良き文化の魅力に触れることができました。大和川酒造では、私たちは株式会社会津電力の取組みについて説明をうけました。原発事故以降、安全かつ安心なクリーンエネルギーをより多くの人に提供するため、大勢の有志たちは働きかけています。これは実に素晴らしい試みだと思います。当日の夜、私たちは喜多方の農家で宿泊することになり、応接室に飾っている世界各国の宿泊者たちの記念写真を見て、私は宿主の「小さくて大きい国際交流」に関心しました。

 スタディツアーの二日目、私たちは会津若松市を訪れ、赤べこの絵付け体験もしました。鶴ヶ城を見学したおかげて、福島県の歴史により深く触れることができました。現在の鶴ヶ城天守閣は1965年に再建したものとはいえ、その魅力はオリジナルに比べても劣らないものでした。その後、私たちは「IEE」という企業を見学しました。そこで、私たちは、福島の復興のために、県民たちは自分なりに努力していることがわかりました。

 一泊二日という短い日程でしたが、今回のスタディツアーを通じて、私はありのままの福島、そして県民たちの努力を自分の目で確かめることができました。福島は一部で報道されているような姿ではなく、ここはとても美しい場所で、復興のためにすべてをかけて努力する甲斐のある場所です。

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