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2015年06月留学生スタディツアー参加者レポート06

大学名:  会津大学名前: 梁 子佩 (リョウ シハイ)

 スタディツアーのはじめに、私たちは福島県農業総合センターを訪れました。福島県が行う農産品の放射性物質モニタリング検査について説明を聞いてから、実際に検査の現場も見学しました。これまで、スーパーで野菜や果物を買う時に不本意ながら「福島県産」の商品を避けてきましたが、これほど厳しい検査を行われていることを知って、私は福島県産の農産品について見直しました。福島の農産品は安心かつ安全です。これから、私はきっと野菜や果物の産地に気にすることがなくなるのでしょう。

 続きまして、私たちは喜多方市に来ました。蔵屋敷あづまさで食事したり、小田付蔵通りを散策したりするほかに、大和川酒造も見学しました。また、美味しい喜多方ラーメンや味噌アイスクリーム、本物の馬車など、どれもはっきり覚えています。酒造では、スタッフさんは私たちに日本酒作りのノウハウを詳しく説明してくれて、試飲のチャンスも得られました。お酒のことがあまり分からない私でも、「いい酒」であることだけは知っています。

 夕方頃、留学生たちはグループ分けによって喜多方市内の農家民泊に宿泊することになりました。私たち女子が泊まったのは農家民泊「若草物語」でした。宿主の猪俣さんはとても気さくな方で、程なくして私たちはいい友達になりました。何よりも、畑でしばらく農作業をして、私たちが力を合わせて豪勢な夕食を作ったことが、とてもいい思い出になりました。 

 翌日、猪俣さんに別れを告げて、私たちは鶴ケ城を見学し、会津の縁起物――赤べこの絵付け体験に挑戦しました。みんなは持ち前の個性を遺憾なく発揮し、オリジナリティ溢れるの「マイ赤べこ」をつくりました。その後、私たちは鶴ケ城の天守閣を登りました。これまで秋と春に訪れたことがありますが、初夏の鶴ケ城公園の景色もなかなか綺麗で すよ。

 ツアーの最後に、私たちは会津現地のベンチャー企業IIEを見学しました。社長の創業エピソードはとても勇気をもらいましたし、会津木綿の商品はどれも魅力的でした。

 二日間のツアーを通じて、私は他校で勉学している留学生と友達になり、福島の文化についてより深く触れることになりました。さらに、私は被災した福島県民が持つ七転び八起きの精神に心を打たれました。私はこれから、積極的に国内にいる家族や友達に福島の本当の姿を伝えていきたいと思います。

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