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2017年01月留学生スタディツアー参加者レポート10

大学名:  会津大学名前: SHU ABSALOM NGWABINKAA (シュウ・アブサロム・ングワビンカ)

 2017年1月14日~15日の留学生スタディツアーに参加できて、本当に光栄です。2011年の東日本大震災を体験した方々と接することのできる素晴らしい機会でした。また、失われたコミュニティや県内を復旧しようと継続的に努力を重ねる姿や情熱を垣間見ることができて、本当に素晴らしいと思いました。私たちが小高区で訪れたひまわりカフェは、地元の意欲ある婦人会の方々が、被災した方々と地元にスポットを当て、現在の小高区でうまくやっていけるようにと力を合わせて作った場所です。彼らの体験を聞いたり、いかにその地域が震災によって変わってしまったか・どれだけ変わったか・特にそこにあったコミュニティがどれほど失われてしまったかが分かったとき、胸にこみ上げてくるものがありました。彼らが話していたことの中で印象的だったことは、人口が以前の15000人から1000人に減ってしまったことを、「0から1000人になった」と前向きに表現していたことでした。

 津波によって破壊されてしまった海沿いの地域を訪れた時も、心に響くものがありました。津波によって、どれほどの人々の生活が一変してしまったのだろうと思いをはせました。

 後から、私たちは環境創造センターという施設を訪れました。ここは短時間で福島のことを知るのに本当に適した素晴らしい場所です。私は福島県が大好きです。そして、ここに住む人たちの、災難に見舞われても福島県を以前の一番いい状態に戻そうと努力を重ねる前向きな姿勢は尊敬に値します。

 結論として、このツアーでは信じられないほど素晴らしい経験ができました。そして、福島の今現在の県民の考え方を知るいい機会となりました。

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