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点字広報ふくしま第274号

印刷用ページを表示する 掲載日:2017年3月25日更新

目の不自由な方(かた)に対して、県政の主要施策の解説や県政の動きなどを紹介しています。

編集・発行 福島県広報課

福島県点字図書館(外部リンク)

復興・創生加速化予算 福島県当初予算 1兆7,184億円

 平成29年度は、復興・創生期間の2年目となります。当初予算の総額は1兆7,184億円で、このうち、約半分にあたる8,750億円が復興と地方創生を加速するために充てられます。 

【復興をさらに前へ】

復興の土台をしっかり固めるとともに、さらなる加速化のための取り組みを進めます!

【地方創生をさらに前へ】

福島ならではの「地方創生」を実現するため、実効性のある事業に攻めの姿勢で取り組みます。

【11の重点プロジェクト】

東日本大震災・原子力災害からの復興・再生の視点により、特に取り組むべき課題を重点プロジェクトとして重点的に事業を進めます。

1 人口減少・高齢化対策プロジェクト 【177事業421億円】

【事業例】

福島に来て。交流・移住推進事業(企画調整部)1月1日億円

本県への移住者を増やすため、情報発信を行うとともに首都圏及び県内の受入体制を強化します。

 

2 避難地域等復興加速化プロジェクト 【40事業530億円】

【事業例】

ふたば医療センター(仮称)整備事業(病院局)23.6億円

二次救急医療をはじめとした双葉郡に必要な医療を確保します。富岡町に平成30年4月の新設を目指します。

 

ロボットテストフィールド整備等事業(商工労働部)26.3億円

南相馬市および浪江町に、無人航空機や災害対応ロボットの実証試験等を行う施設の整備を進めます。 

3 生活再建支援プロジェクト 【38事業748億円】

【事業例】

ふるさと帰還に向けた住宅調査支援事業(土木部)0.1億円

避難者の住宅再建・帰還を促進し、まちの活気を呼び戻すため、避難指示を受けた市町村が行う建物状況調査に対し、補助金を交付します。

4 環境回復プロジェクト 【33事業2,427億円】

【事業例】

市町村除染対策支援事業(生活環境部)2,223億円

市町村が策定する除染実施計画による除去土壌の保管や搬出のほか、線量低減化活動を支援します。

 

5 心身の健康を守るプロジェクト 【34事業151億円】

【事業例】

健康長寿ふくしま推進事業(保健福祉部)4月2日億円

「健康なまち(県)づくり」を目指し、健康な職場や地域づくりに向けた支援などを行います。

 

6 子ども・若者育成プロジェクト 【81事業190億円】

【事業例】

子どもがふみだすふくしま復興体験応援事業(教育庁)1月6日億円

子どもたちが主体的に復興に貢献しようと取り組む社会体験活動を支援し、新生ふくしまを担うたくましい子どもたちの育成を図ります。

 

7 農林水産業再生プロジェクト 【69事業540億円】

【事業例】

ふくしまアグリイノベーション実証事業(農林水産部)0.3億円

Ict等を活用した低コスト大規模稲作経営を実証し、メガファーム(100ヘクタール規模)の育成を目指します。

 

8 中小企業等復興プロジェクト 【43事業1,166億円】

【事業例】

開発型・提案型企業転換総合支援事業(商工労働部)0.5億円

本県ものづくり企業の新商品の開発構想から製品開発、事業化、知的財産支援まで、総合的に支援します。

 

9 新産業創造プロジェクト 【28事業348億円】

【事業例】

水素エネルギー普及拡大事業(企画調整部)1月2日億円

福島新エネ社会構想の柱の一つである「水素社会実現のモデル構築」に向けて、水素ステーションの導入や、Fcv(燃料電池自動車)の導入を進めます。

 

10 風評・風化対策プロジェクト【66事業128億円】

【事業例】

チャレンジふくしま農林水産物販売力強化事業

(農林水産部)21.5億円

農林水産物の販路回復、風評払拭に向けた効果的なプロモーションを行い、本県農林水産業の振興を図ります。

 

11 復興まちづくり・交流ネットワーク基盤強化プロジェクト【37事業1,560億円】

【事業例】

地域防災力向上推進事業(危機管理部)0.5億円

「ふくしま防災ガイド」をすべての世帯に配布し、家庭や学校、地域、企業などの防災学習や訓練の実施を促進して、地域防災力の向上を目指します。

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わかる県政

ふくしまへの想いが詰まった歌「雲のかなた」ができました!

県内外の皆さんに福島の今をより深く知り、興味と関心を高めていただくため、県民の皆さんをはじめ、多くの方に親しみ口ずさんでもらえるような歌を作りました。県民や福島と関わりのある方々の「ふくしまへの想い」を公募し、谷村新司さんが作詞作曲しました。

歌詞:「 雲のかなた 」 (作詞・作曲 谷村新司)

10年後に 空を見上げる 私を想い描こう

その時は 笑顔でいようね 自分との約束

10 年後の 空を見ている その場所がここならいい

 

雨の日は 雨に打たれて

風の日は 風に吹かれて

それでも雲のかなたは

いつも蒼い空

 

通いなれた あの道端に 咲いている花 忘れない

ふざけあい 涙流した 君を忘れてない

離れたから 気付けることや 失くしたものもあるけれど

旅のあと 帰り着く場所 それがここならいいね

 

雨の日は 雨に打たれて

風の日は 風に吹かれて

それでも雲のかなたは

いつも蒼い空

 

Ah- Ah- Ah- Ah-

 

10 years after どこにいて 僕らは生きているのだろう

10 years after 未来図は この手の中にある

10 years after どこにいて 僕らは生きているのだろう

10 years after 未来図は 見上げる 蒼い空 Ah

 

10 years after どこにいて 僕らは生きているのだろう

10 years after 未来図は この手の中にある

10 years after どこにいて 僕らは生きているのだろう

10 years after 未来図は 見上げる 蒼い空 Ah

 

Go beyond the pain

 

【箭内道彦さんが監修。作詞作曲は谷村新司さん!】

●谷村新司さんからのコメント

前を向いてみんなが「よし頑張ろう」って10年後の自分をイメージできるような、そんな歌にしたくて。10年後に、同じ場所で空を見上げている自分が笑顔だったらいいなって。この福島でかつて

あったことを、今、そして、未来に、いろんな想いを重ねて伝えていく役割を担える、そんな歌でありたいという想いを込めました。

●箭内道彦さんからのコメント

福島にも、全国にも、世界にも、様々な人がいて、様々な想いがあって、それがひとつになることは本当に難しいことだと思います。そんな中で、ひとときだけでも、僕たちが同じ空を見ることができ

る時間、それが音楽の力なのかもしれません。それぞれの日常の中、この歌が強く優しく、歌われ、育てられますように。

情報ボックス

自動車税減免のお知らせ

身体などに障がいのある方のために使用する自動車で、一定の要件に該当するものについては、納税義務者の申請により自動車税の減免を受けることができます。

減免を受けるための要件や必要書類については、最寄りの地方振興局県税部にお問い合わせください。

申請期限 5月31日(水曜日)

問い合わせ先  最寄りの地方振興局県税部または県庁税務課  ☎024(521)7070

ファミたんカードを更新します!

平成29年4月から、ファミたんカードが全国47都道府県で利用できます! このため、県では3月から新しいファミたんカードを配布しています。

保育所や幼稚園、学校などにお子さんが在籍している場合は、各施設からカードを配付しています。在籍していない場合には、お住まいの市町村窓口で申請が必要です。

協賛店でカードを提示すると、お店で割引やプレゼントなどのサービスを受けることができます。ぜひご利用下さい。

問い合わせ先 県庁こども・青少年政策課 024(521)7198

東武鉄道『特急リバティ会津』会津田島駅乗り入れ!

 4月21日から、東武鉄道『特急リバティ会津』が会津田島駅に乗り入れます。東武浅草駅から会津鉄道会津田島駅まで直通で結ばれることとなり、利便性が向上します。

 車内は、Wi-Fi環境の整備、各座席にコンセントの設置、バリアフリー化など、快適に過ごせる環境が整っています。ぜひご利用ください。

問い合わせ先 南会津地方振興局 ☎0241(62)5207

労働困りごと相談窓口

県では、皆さんの職場の中で起きている、賃金、退職、人間関係などに関する悩みごとや困りごとについての相談をお受けします。相談は無料、秘密は厳守します。気軽にご相談ください。

相談場所 自治会館4階(福島市中町)

来所・電話による相談時間 

午前8時30分~午後5時15分(土日祝休日を除く)

※メール、Faxによる相談は随時受け付けています。

相談・問い合わせ先 県労働委員会 (024(521)7594 Fax024(521)7596  メールroudousoudan@pref.fukushima.lg.jp

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点字図書館だより 

1.「福島県点字図書館のつどい」について

「第52回福島県点字図書館のつどい」を開催します。参加を希望する人は7月11日(火曜日)まで当館へお申し込みください。

※当日、当館は臨時休館日となります。

開催日 8月5日(土曜日)

■会場  コラッセふくしま (福島市三河南町)

■内容1(4階 多目的ホール)

  午前10時~11時15分 落語会 

落語家 三遊亭遊三一門 

六華亭 遊花(ろっかていゆうか)氏

  午前11時15分~11時35分  式典 

  午前11時35分~正午    福島県点字図書館利用者アンケート結果報告

  正午~午後2時        交流・体験の時間

  午後2時~2時15分     抽選会、閉会 

内容2(4階 会議室) 

 午前10時~午後3時     福祉用具の展示・体験 

・日本点字図書館…日常生活用具

・小原眼鏡…拡大読書器・遮光眼鏡など

・パナソニック(株)…液晶テレビ・ICレコーダーなど

・三菱電機(株)…ユニバーサルデザインに配慮した家電製品

・シナノケンシ(株)…デイジー図書再生機各種 

・(株)Qdレーザ…網膜走査型レーザアイウェア技術

・(株)Jtb商事・ソフトバンク(株)

…人工知能を搭載した人型ロボットPepper for Biz、

防災グッズ

 

2.「移動点字図書館in白河市」について

白河市で「移動点字図書館」を開催します。家族や友人など皆さんでぜひご来場ください。

※参加は無料、どなたでも参加できます。

日時 7月2日(日曜日) 午前10時~午後3時

会場 マイタウン白河(白河市本町2)

内容 

(1)点字・録音図書の展示、利用登録の相談

(2)点字体験、デイジー図書再生機の体験

(3)盲導犬や白杖を使った歩行体験

(4)音声読み上げパソコン、身近な便利グッズの紹介

(5)福祉機器・用具の展示・紹介

■後援 白河市・西郷村

 

3.福島県点字図書館利用者アンケートの御礼

「点字広報ふくしま」2017年1月号(第272号)でお願いしました「利用者アンケート」に多くの方からご回答を頂きありがとうございました。結果については次号(第275号)に掲載予定です。また、8月5日の「つどい」でもご報告します。アンケート調査の内容を精査し、今後の点字図書館の運営に活用させていただきます。

 ◆県点字図書館 024(531)4950

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みんなの広場

「移動点字図書館」を体験して 音訳奉仕員 大町 ゑひ子(石川町)

 今、私の手元に一冊の本があります。点字図書館より音訳を依頼された大切な本です。お預かりしてから、だいぶ月日が流れました。私にはこの本を少しでも早く音訳し、待っていて下さる皆さんにお届けする責任があります。しかしながら思うように時間がつくれず、反省するばかりの毎日でした。

 そんな時、点字図書館の移動点字図書館が石川町に来町したのです。私には今まで、福島にある点字図書館が近くて遠い存在でした。福島に住んで活躍されている方々が羨ましいといつも思っておりました。石川町に移動点字図書館が来て下さるとは思いもしなかったのです。とても嬉しくとても誇りに思いました。送付頂いたパンフレットをコピーして、少しでも多くの方にこの機会を逃さず来場して頂き、視覚障がい者の方々を支える点字図書館の存在を、そして沢山のボランティアの方々の活躍を健常者の皆さんに知って頂きたいと強く思いました。

 移動点字図書館に来て下さった方々は、盲導犬や白杖、点字の体験をされたり、音訳のCDを聞いたり、視覚障がい者の方のためにさまざまに工夫されたメガネや日用品等を手に取りとても感動されたようでした。多くの方々が「知らなかった事が沢山あり、勉強になりました。今後は視覚障がい者の方に出会う機会があった時は少しでもお役に立ちたい」と言って、大変喜んでくださったのです。今、私は音訳のボランティアをさせていただいて本当に良かったと心から思っております。今後は、健康に注意しながら、毎日少しずつ精進していきたいと思います。お世話を頂きました皆さんに心から御礼を申し上げます。

 協力会だより 

点字体験講習会などへの講師派遣について

視覚障がい者への理解を深めていただくとともに、ボランティア活動及び地域との交流促進を図るため、学校・サークル・団体などの点字講習会などに講師を派遣しています。

昨年度は、三春町立中郷小学校と福島市立信夫中学校で点字体験教室を行いました。

授業や講習会などで点字体験を計画している学校やサ-クル・団体などの皆さまは、ぜひご活用ください。

点字機器や点字用紙などの教材は、当方で準備します。

平成29年度「奨学生」募集について

本会では、故佐藤満雄氏のご遺志により、「佐藤満雄奨学基金」を設置し、視覚障がい者の就学・進学などを奨励支援するために、毎年奨学生を募集しております。

・奨学金は、10万円を限度として、支給額を決定いたします。(返還の義務はありません。)

申込期限 10月31日(火曜日)

※申し込み基準などの詳細は、事務局にお問い合わせください。

◆県視覚障がい者協力会 024(533)4085(ファクス兼用)

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生活支援センターだより

1月29日年度の生活支援センター事業について

【生活相談と生活用具の展示・体験】

支援センターでは、視覚に障がいのある方やその関係者からの生活相談をお受けします。

また、視覚障がい者用の生活用具の展示をしています。体験しながら用具を選ぶこともできます。ぜひお越しください。

【開催講座】

29年度に開催する講座は次の講座です。多くの方のご参加をお待ちしています。詳しくは支援センターまでお問い合わせください。

・カラオケ教室 第1土曜日 午後1時~3時(5月から)

・大正琴教室(福島)第4土曜日 午前10時~正午(6月から)

・大正琴教室(郡山)第2木曜日 午後1時~3時(6月から)

・文学講座 5月20日(土曜日)・11月25日(土曜日)午後1時~3時

・白杖歩行スキルアップセミナー(秋2回)

・調理教室(9月と12月)

・IT教室 第2日曜日午前10時~午後1時(通年)

 パソコンやリンクポケット、Iphoneでお困りの方はIT教室にお越しください。教室開催日には専門の講師が対応します。気軽にご相談ください。来所のほかに電話での相談も可能です。

 

2.相談会のお知らせ

 29年度県障がい者総合福祉センター主催の視覚障がい者相談会が開催されます。参加は無料です。参加をご希望の方はお住まいの市町村福祉担当課までお申し込みください。

 6月30日(金曜日) 白河市中央老人福祉センター

 7月 7日(金曜日) 南会津町御蔵入交流館

 8月2日(水曜日) 喜多方市保健センター

 9月13日(水曜日)須賀川市中央公民館

 10月26日(木曜日)南相馬市原町区福祉会館

11月16日(木曜日)いわき市総合保健福祉センター

12月5日(火曜日)県障がい者総合福祉センター

 

3.同行援護従事者養成のお知らせ

29年度の養成研修会を7月に福島市、10月にいわき市で開催します。ご希望の方は支援センターにお問い合わせください。

 

4.新商品のご紹介

 触読式時計(ブラットレー)についてご紹介します。

視覚障がい者のために開発されたデザイン時計です。腕時計で、サイズは直径40ミリ、厚さ11月5日ミリです。針のかわりに小さなボールが回るようにできていて、外周にあるものが時間、内周が分を示します。小さなボールは、内部の磁石によって動いており、触れると多少動くようになっています。少し振ると磁石で元の位置に戻ります。チタン製で生活防水になっています。

 価格はデザインによって異なりますが、48,000円前後です。

 支援センターに常時展示していますので、実際に手で触れて確認してください。新感覚の時計です。

 

 ◆県視覚障がい者生活支援センター 024(535)5275

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福祉協会だより

平成28年度 公益社団法人福島県視覚障がい者福祉協会3月定期社員総会を開催 

去る3月26日に、郡山ビッグアイ7階 市民交流プラザ(第1会議室)において、平成28年度 公益社団法人福島県視覚障がい者福祉協会 3月定期社員総会を開催しました。

当日は県内6方部から多くの会員が出席し、委任状を合わせて定足数に達し開催されました。

定期社員総会では、3月定期理事会で慎重に審議された議案、平成29年度の本部事業計画、福島県点字図書館・福島県視覚障がい者生活支援センターの事業計画、収支予算(案)、定款変更などについての議案が、事務局から順次提案されました。慎重な審議の結果、いずれも事務局の原案どおりに承認されました。

当協会では昨年度から引き続き「あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師」の免許保有者に対する「厚生労働大臣免許保有証」の発行に関する事務手続きを行います。保有証の発行を希望される視覚障がい者の方は、協会にお問い合わせ下さい。また、パソコン教室などの情報機器の技術習得のための研修会も開催予定ですので、後日お知らせします。

  ◆県視覚障がい者福祉協会 024(535)5275

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