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おたねにんじん

印刷用ページを表示する 掲載日:2023年12月28日更新

おたねにんじん(会津人参)とは

 「朝鮮人参」「高麗人参」とも呼ばれ、ウコギ科の植物で、セリ科のニンジン(キャロット)とは種類が違います。

 会津地方は、長野県、島根県とともにおたねにんじんの三大産地のひとつです。

 畑に種をまき、収穫するまでに4~6年かかります。

    おたねにんじん

おたねにんじんの由来

 江戸幕府は、増殖した種を諸大名に分け与え、全国に栽培を奨励しました。幕府からいただいた薬用人参の御種(おんたね)に由来します。

おたねにんじんの栽培の主な歴史

おたねにんじんの歴史

西 暦 年 号 事 項
1716~1730 享保年間 会津藩主松平正容が御薬園に人参種子を播種する。
1803 享和3年 会津藩家老田中玄宰(はるなか)は出雲(島根県)より大量の種子を取り寄せ、藩内に栽培を奨励する。
1829 文政12年 会津藩は、人参の栽培や販売を藩直営(専売制)とし、人参奉行所を置く。
  明治時代 外国へ輸出されるなど盛んに栽培され、わが国有数の生産地となる。
  昭和時代 会津人参農業協同組合(専門農協)の設立。会興社のブランドで海外輸出。
  平成時代 中国産の安価な人参が輸入され、収益が減少。輸出も伸び悩む。
  平成24年~現在

原発事故の影響等により会津人参農業協同組合が解散。その事業を清水薬草(有)が引き継ぐ。現在は、これまで人参栽培を継続してきた生産者や、新規就農者を中心とした会津人参栽培研究会が伝統を守り続けている。

イベント情報

◆おたねにんじんフェア(令和5年11月25日~令和6年1月31日

(URL:https://www.fct.co.jp/event_pr/otaneninjin/

 

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