平成23年度 「水との共生」出前講座開催状況
平成23年度 「水との共生」出前講座開催状況
平成23年度に実施した「水との共生」出前講座の開催状況を紹介します。
◆環境を守る講演会「水生生物について」
講師:会津生物同好会 五十嵐 義 会長
平成23年6月25日(土曜日)会津坂下町において、約50名参加のもと出前講座を開催しました。これは、会津坂下町勝方地域 農地・水・環境を守る会の講演会として行われたものです。
講座では、五十嵐先生から水生生物が住みやすい場所やその特徴、会津若松市を例に、同じ河川でも場所により住んでいる生き物が違うこと等を説明していただきました。参加者からは、最近ホタルが増えた場所はどこかなど、活発な質疑が行われました。その後、近くの宮田川でホタル鑑賞会を実施し、20時過ぎにはたくさんのホタルが飛んでいました。
◆「水生生物による水質調査 〜水生生物の同定〜」
講師:福島大学 塘 忠顕 准教授
平成23年9月3日(土曜日)西郷村において、36名の参加のもと出前講座を開催しました。これは、西郷くらしの会主催の「ステップアップ講座」として行われたものです。
台風の影響で阿武隈川が増水していたため、場所を変更して水生昆虫の採取を行いました。採取後室内に移動し、塘先生より水生生物を分類する際のポイントを解説していただきました。また、情報交換の場では、活発な意見交換がされました。
参加者からは、同定についてステップアップできた、実際に採集や顕微鏡での観察ができ体で覚えることができた、参加者との交流会でいろいろな話を聞くことができてよかった等の感想をいただきました。
◆水の役割、虫、鳥についてについて」
講師:福島虫の会 小林潤一郎 会長
平成23年11月11日(金曜日)伊達市立小国小学校において、4年生に出前講座を開催しました。
講座では、小林会長から水の役割、虫や鳥の見分け方や習性について解説していただきました。
標本やはく製などを使って分かりやすく説明していただきました。
生徒から、水は大切だ、標本を見れてよかった、川にゴミを捨てず捨てる人がいれば注意する等の感想をいただきました。