土地所有者による土地の適正な管理等について
印刷用ページを表示する 掲載日:2022年1月31日更新
土地所有者にはその土地を「管理」する責務があります。
土地は限られた貴重な資源であり、私たちの生活や企業活動にとって不可欠な基盤です。
明日の豊かな暮らしや将来の子どもたちのためにも、土地を適正に利用・管理していくことが必要です。
人口減少を背景に、適正に管理されず放置されている土地が増加してきていることから、
令和2年3月に土地基本法が改正され、土地の適正な管理確保の観点から「土地所有者の責務」が規定されました。
土地の管理に関する所有者の責務
土地所有者等には、土地の適正な利用及び管理等が求められています。(土地基本法第3条及び第6条)
土地の管理に関する事項
自己所有地の利用及び管理に当たっては、以下の3点を実施することとされています。
・ 土地が所在する地域の自然的、社会的、経済的及び文化的諸条件に応じた管理の実施
・ 周辺地域の良好な環境の形成及び悪影響を防止する観点からの管理の実施
・ 適正かつ合理的な利用及び管理計画に従った管理の実施
適正な土地管理が行われないと
所有者による適正な土地管理が行われないことにより、多くの問題が発生しています。
・ 雑草の繫茂や不法投棄による周辺土地への悪影響の発生
・ 災害の復旧・復興事業の実施や民間の土地取引の際に、所有者の探索に多大な時間と費用を要する など
適正な土地の管理には、所有者の協力が不可欠です。
土地所有者の皆様には、適切な土地管理をお願いします。