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冬水田んぼによる地下水かん養モデル事業

印刷用ページを表示する 掲載日:2016年3月29日更新

「冬水田んぼによる地下水かん養モデル事業」実施結果について 

 冬の間に田んぼに水を張る「冬水田んぼ」は、生物多様性をはじめ環境保全に関して様々な効果があるとされていますが、その効果の一つとして、水の地下浸透(地下水かん養)が挙げられています。

 県では、冬水田んぼによる地下水かん養の効果を検証するため、喜多方市をモデル地域として平成26、27年度の2ヶ年に渡り検証事業を実施しました。

 モデル地域とした喜多方市は、一般家庭のほか酒造・味噌醤油の製造などの地下水の利用が多いことから、地下水利用が広く根付いており、また、市街地の上流域には広大な水田が広がっています。

 なお、平成27年度の検証については昨年度の結果を踏まえ、福島大学共生システム理工学類(柴崎研究室)により行われ、平成27年11月から平成28年3月にかけて実施した冬水田んぼによって地下水かん養の効果が表れていることがわかりました。

 1 実施場所・面積

      喜多方市松山町地内の水田 約10ha

2 冬水田んぼの実施期間(平成27年度)

      平成27年11月7日~平成28年3月11日(125日間)

※平成26年度も同時期に実施

3 検証の流れ

(1)  平成27年11月~平成28年3月の間、冬水田んぼを行い、水田への水の浸透量を算定する。

(2)  実証ほ場周辺の観測井戸5箇所において地下水位測定を行う。

(3)上記の「水田への水の浸透量」と「地下水位」の関係から、地下水かん養効果を検証する。

4 検証の結果

(1)  水田への水の地下浸透量(推定)について

・総浸透量:358,172m3(25mプール約663杯分)

※平成27年度は積雪量が少なく水田に水が入りやすかったことから、平成26年度と比較し浸透量は12%の増となった。

[参考]平成26年度の総浸透量:319,753m3(25mプール約592杯分)

(2)  地下水位の変動について

5地点の観測孔の地下水位は全般的にほぼ同様の変動を示し、平成27年11月中旬に最低水位を記録した後、冬水田んぼ開始後とほぼ同時期に水位は上昇傾向に転じたことから、冬水田んぼによる効果があったことが確認された。

なお、冬水田んぼ未実施の平成26年1~2月の最低水位と、冬水田んぼ実施の平成27年1~2月及び平成28年1~2月を比較すると、平成27年で0.42m、平成28年で0.80m高い値となっていた。

これは、平成28年1~2月は例年よりも積雪量が少なく消雪用地下水揚水量などが少なかったと見込まれることにより、地下水位の低下が少なかったことと、さらに、水田に水が入りやすく、浸透量が多かったことから、大幅に水位が上昇したと考えられる。

[1~2月の最低水位:H26:-8.38m、H27:-7.96m(0.42m)、H28:-7.58m(0.80m)]

                                          ※数値は地面からの水位。( )はH26との水位差。

※詳細はパンフレットをご参照ください。

 【地下水かん養のイメージ図】
イメージ図


 【冬水田んぼによる地下水かん養モデル事業実施結果(パンフレット)】
冬水田んぼによる地下水かん養モデル事業パンフレット [PDFファイル/1.01MB]

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