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草の根技術協力事業

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年9月16日更新

JICA 草の根技術協力事業(地域提案型)について

 JICA(独立行政法人国際協力機構)の「草の根技術協力事業」の一つである地域提案型は、地方自治体が主体となり、その地域社会がもつ知識や経験を活かした事業を実施することにより、開発途上地域の経済及び社会の発展に貢献することを目的としています。(最大3か年)

  JICA草の根技術協力事業ホームページはこちら

「ベトナム南部における科学的根拠に基づく患者中心の保健医療サービス向上:大学と医師会の連携イニシアティブ」(フェーズ3)
(ベトナム)

  福島県(国際課)提案、福島県立医科大学実施
  平成27年度補正/平成28年度予算に伴う追加募集「草の根技術協力事業(地域経済活性化特別枠)」による採択

  • 下記フェーズ2での事業の継続・発展及び現地関係機関の自主性向上を目指し、新たにフェーズ3を提案し、採択された。
  • 実施期間は平成29年3月~32年2月(3か年)

   <主な活動予定>

    ○現地研修:現地研修3回、現地指導者のみによる研修3回、現地研修への学生・研修医の派遣2回、オンライン指導

    ○国内研修:国内指導者研修4回、県民との交流

    ○広報・情報伝達:ホームページの更新、学会・講演会・講義等での事業紹介

「ベトナム南部における科学的根拠に基づく保健医療サービス向上のための、大学と医師会の連携による医師育成」(フェーズ2)
(ベトナム)

  福島県(国際課)提案、福島県立医科大学実施
  平成24年度補正予算に伴う追加募集「草の根技術協力事業(地域活性化特別枠)」による採択

  • 下記フェーズ1での事業の継続・発展及び残る課題へ対応するため、新たにフェーズ2を提案し、採択された。
  • フェーズ2では、研修教本の作成、研修教本(英語・越語)の作成、Web公開を行うとともに、対象地域を拡大した。

  〈平成25年度〉 現地実施機関との事業詳細計画の検討・立案、事業の理解促進         
            研修教本(英語・越語)の作成、Web公開(英語)
  〈平成26年度〉 研修教本(越語)の作成、Web公開(越語)
            現地にて研修会開催
  〈平成27年度〉 現地にて疫学研修開催、国内にて研修員受入
            事業評価等

「ホーチミン市医科薬科大学および管轄地域における、科学的根拠に基づく保健医療サービス向上のための人材育成」(フェーズ1)
(ベトナム)

  福島県(国際課)提案、福島県立医科大学実施

  • ベトナムにおいて、科学的根拠に基づく医療(evidence-based medicine, EBM)を普及させるため、主にホーチミン市および周辺地域の医師を対象とし、科学的データを理解し活用する技術、地域住民やサービス利用者のニーズを科学的に把握する技術などを習得する疫学研修プログラムを作成し、疫学研修を行った。

  〈平成22年度〉 専門家派遣  6名:現地実施機関との事業詳細計画の検討・立案、事業の理解促進
            研修員受入 9名:疫学に関する講義受講、現地での研修プログラム立案
  〈平成23年度〉 専門家派遣13名:疫学研修の実施
  〈平成24年度〉 専門家派遣  9名:疫学研修の実施、事業評価等
            研修員受入 9名:疫学研修の実施等

「ラオス地域医療支援プロジェクト」(ラオス)

  福島県(国際交流G)提案、福島県立医科大学実施

  • ラオスの看護体制の調査、技術指導をしながら、現地における看護レベルの向上を図る。
  • 過去に実施した海外技術研修員受入事業の研修成果が、現地の配属先においてより効果的に生かせるようにするため、本事業により配属先病院の管理職クラスのスタッフを約1ヶ月間本県に研修員として受け入れ、現地において日本の研修成果が生かしやすい職場環境をつくる。

   〈平成15年度〉 専門家派遣 3名:現地医療、看護体制の調査、簡単な指導
                                研修員受入 2名:ICU部門の研修員受入
   〈平成16年度〉 専門家派遣 3名:地域医療体制の指導、看護管理の指導
             研修員受入 2名:救急外来部門等
   〈平成17年度〉 専門家派遣 3名:地域医療体制の指導、看護管理の指導
             研修員受入 2名:一般外来等

「ふくしま男女共同参画プロジェクト(母子保健)」 (インドネシア)

  福島県(国際交流G)提案、福島県立医科大学実施

  • 日本の看護技術や母子保健システムを指導することにより、インドネシアの医療・看護技術の向上、産前、産後教育の普及、衛生管理への意識向上を図る。
  • 過去に実施した海外技術研修員受入事業の研修成果が、現地の配属先においてより効果的に生かせるようにするため、海外技術研修員の配属先病院の管理職クラスのスタッフを約1ヶ月間本県に研修員として受け入れることにより、配属先病院において日本の研修成果が生かしやすい職場環境をつくる。

  〈平成14年度〉 専門家派遣 2名:現地医療、看護体制の調査、助産師業務の指導
             研修員受入 2名:母子保健システム、助産師業務、教育体制等の研修
  〈平成15年度〉 研修員受入 2名:看護管理、衛生管理、救急医療体制等の研修
  〈平成16年度〉 研修員受入 2名:看護管理、母子保健システム等の研修

  (参考)インドネシアからの海外技術研修員(看護師)受入実績
   平成11年度 県立医大附属病院 1名(国立ドクターヨハネス病院)
   平成12年度 福島赤十字病院   1名(国立サングラ病院)
   平成13年度 福島赤十字病院   1名(国立ドクターカリアディ病院)
   平成14年度 福島赤十字病院   1名(国立サングラ病院)
   平成15年度 福島赤十字病院   1名(マディウン病院) 

その他

三春町

 三春町は、ブータン三春協働実行委員会と供に、平成26年度から28年度まで、「花卉園芸・造園分野での人材育成による首都緑化計画支援」を実施。

伊達市

   伊達市は、福島県ウズベキスタン文化経済交流協会と共に、平成20年度から22年度まで、「ウズベキスタン共和国フェルガナ州果樹栽培技術向上計画(フェーズ2)」を実施。

福島県障害児・者の動作学習研究会(FAMAT)

  福島県障害児・者の動作学習研究会(FAMAT)では、平成17年から平成20年まで、マレーシアにおいて「心身障害児・者のための教育・心理リハビリテーション指導者育成計画」(草の根技術協力事業 草の根協力支援型)を実施。