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地球探検 コスタリカ共和国 加藤直樹隊員 2-1

印刷用ページを表示する 掲載日:2013年12月1日更新

地球探検

 レポート2-1

 オラ!コモエスタン?(こんにちは!元気にしてますか?)ということで、みなさんこんにちは!中米のコスタリカにて野球隊員として活動中の加藤直樹です。

 早くも活動開始から5か月が過ぎました。スペイン語にも少しずつ慣れてはきましたが、自分の任地であるサントドミンゴは標高1200mに位置するため意外に朝晩は寒く10℃~15℃まで気温は下がります。日本ではほとんど体調を崩したことはありませんでしたが、こちらに来てから4、5回も体調を壊してしまいました(汗)。慣れない環境に体が疲れていたのかもしれません、これからはさらに健康第一はもとより「気合い」も入れてがんばっていかねばと気を引き締めつつあるところです。ということで地球の裏側からレポート第二弾をお送りします。

 1.コスタリカの日常

活動内容

 さて前回ご報告したように自分の活動は大きく4点あります。

1 野球普及活動
2 コスタリカ野球レベルの向上
3 野球教本のスペイン語への翻訳
4 11-12歳カテゴリー選抜チームの指導 です。

 これまでの約5か月間は主に 1 野球普及活動 で平日の昼間は地域の小学校を巡回して野球の授業を実施し、夕方には野球に興味がある子供や練習したい子供を対象に野球を教えていました。しかし、コスタリカの学校は11月末から1月いっぱいまで長期休暇に入ります。約二か月間ですね、みなさん日本の学生の方からしたらうらやましいところだと思います(笑)。ですから学校での活動も少しお休みになります。そのかわりに 4 11-12歳カテゴリー選抜指導 が本格的に始まりました。

活動先の小学校の子供たち。
活動先の小学校の子供たち。

キリスト教の国

 少し話は逸れますが、コスタリカはキリスト教の国です。国民のほとんどはキリスト教徒です。ですので、クリスマスが一年で一番大切な日、みんなが楽しみにしている日なのです。時期は近いですが日本のお正月のようなものと考えてもらったらいいかなと思います。11月に入ると街中はもちろん、多くの家がクリスマスムード一色になります。道を歩けばきらびやかなイルミネーションやクリスマスツリー、かわいい飾りつけが大きな通りから一つ外れたところでも見ることができます。
 コスタリカの一般的なクリスマスの過ごし方としては、家族や親せきで集まりタマルという日本のちまきに似たようなものを食べたり、あるいは家庭によっては外で焼き肉をする習慣もあります。 また、長期休暇を利用して温かい(暑い?)海に行ってクリスマスを過ごす家庭も多いです。寒いクリスマスのイメージとは全然違いますが、これも文化の違いですね。

タマルという食べ物
タマルという食べ物。クリスマスなど、何かお祝いごとの際に家族や友人たちと食べます。コスタリカの伝統料理の一つ。
こうして野菜や肉など好きなものをトルティジャというトウモロコシの粉から作った生地に巻いて食べるのが一般的。
こうして野菜や肉など好きなものをトルティジャというトウモロコシの粉から作った生地に巻いて食べるのが一般的。
年越しの際のごちそう
年越しの際のごちそう。年越しそばならぬ、年越しディナー。メニューはご飯に豚肉オーブン焼きにサラダ、トウモロコシ、ポテトなどなど。
11月に入るとどこもかしこもクリスマスの装飾でいっぱい!
11月に入るとどこもかしこもクリスマスの装飾でいっぱい!
路上にもかわいいサンタさんが現れます。
路上にもかわいいサンタさんが現れます。

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コスタリカ共和国 平成25年度1次隊 職種:野球 加藤直樹 サントドミンゴ野球協会