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応急手当の重要性

印刷用ページを表示する 掲載日:2013年12月1日更新

応急手当の重要性

手当の重要性   手当の重要性

 けが人や急病人が発生した場合、その付近に居合わせた人(バイスタンダー)が手当を正しく早くに行えば、傷病者の救命効果が向上し、傷病治療の経過にも良い影響を与えることは医学的見地からも明らかです。

 実際の救急現場においても、バイスタンダーが手当を行い救急隊に引き継ぎ、尊い命が救われた事例が数多く報告されるようになりました。

 いざ緊急の事態に遭遇した場合、適切な手当を実施するには、日頃から手当に関する知識と技術を学び、身につけておくことが不可欠であり、1人でも多くの人が手当をできるようにしておくことが大切です。→一次救命措置(BLS)(財)日本救急医療財団HPより)」

 

手当の必要性   手当の必要性

 119番通報から救急車が現場に到着するまでの平均時間は約5~6分かかっています。 この5分間が傷病者の生命を大きく左右することになります。
                 ↓
 カーラーの救命曲線によれば、

 1 心臓停止後 約 3分

 2 呼吸停止後 約10分   →  死亡率50%

 3 多量出血 30分

                 ↓

 このことから、傷病者を救命するには、バイスタンダーの手当が不可欠といえます。

 バイスタンダーの手当と119番通報、救急隊の救命処置、病院での救命治療、これらが連続的に行われること(空白の時間をなくすこと)で尊い命が救われるのです。

    手当

               救命の連鎖(Chain of Survival)

迅速な119番

迅速な住民の救命手当(1次救命処置)

迅速な救急隊の処置(除細動など)

迅速な病院の処置(2次救命処置)

                                     救命の連鎖

                             救急救命士の行う救急救命処置

○重度傷病者のうち心肺機能停止状態の患者に対して次の行為を行います。
 (1)乳酸リンゲル液を用いた静脈路確保のための輸液
 (2)食道閉鎖式エアウェイ、ラリンゲアルマスクまたは気管内チューブによる気道確保
 (3)アドレナリンを用いた薬剤の投与
 ※気管内チューブによる気道確保と薬剤の投与は、認定を受けた救急救命士のみが行うことができます。

一次救命処置

 止血、心臓マッサージと人工呼吸を併用した心肺蘇生法など、特別な器具を使わずに行う初歩的な救命処置

二次救命処置

 一次救命に加え、除細動、気管挿管等による呼吸管理、薬剤投与等、病院等で行われる救命処置

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