虐待の疑いのあるケースは、外傷として、骨折、打撲傷、こぶ・あざ(内出血)、切り傷、刺し傷、ひっかき痕、つねり痕、咬み傷、指跡、タバコの火等による火傷などがあります。また、食事を与えないことによる極端な発育不良や汚れた衣類を着続けさせる場合等が考えられます。 もし、このようなケースを発見した場合は、保護者に外傷等にいたる経過を確認してください。しかしながら、虐待がある場合、ほとんどのケースは自己弁護的説明をするでしょうから、虐待の有無の判断は難しいため、疑わしいと判断した時点で、すみやかに児童相談所や福祉事務所に通 告してください。頻繁に外傷が見られる場合や極端な発育不良がある場合は、医療機関の検診をすすめ医学的所見を求めることを検討したり、警察署への連絡も必要となる場合もあります。 |