福島県医業承継バンクの設置について
背景
「団塊の世代」が全て75歳以上となる2025年には、医療・介護ニーズの増大が見込まれています。
このような中で、地域の診療所には、県民に一番近いところで健康を見守る「かかりつけ医」としての役割や、地域包括ケア体制を構築するのに欠かすことができない在宅医療の担い手としての役割が期待されています。
しかし、診療所の医師にも高齢化が進展していることから、後継者不在の診療所は閉院を余儀なくされるケースも散見されます。
地元の医療を長らく支えてきた診療所が閉院してしまうことは、地域医療を維持していく上で大きな痛手であり、喫緊の課題となっています。
「福島県医業承継バンク」とは
後継者不在等の理由による診療所廃止に歯止めをかけるとともに、地域医療や在宅医療の重要な担い手である診療所医師を確保するため、「福島県医業承継バンク(以下、「バンク」という。)」を設置し、バンクに登録された医師と、県内診療所の就業マッチングを無料で支援します。
具体的な取組としては、
◇県内の医業譲渡を希望する診療所(以下、「譲渡希望医」という。)、医業承継を希望する医師(以下「開業希望医」という。)の登録、データベースの作成・管理
◇登録された譲渡希望医、開業希望医へのマッチング提案
を職業安定法第33条の規定に基づく、無料職業紹介事業として行います。
※本取組は、県委託事業である医業承継支援事業 [PDFファイル/138KB]の一環として行っています。
実施主体
◇一般社団法人福島県医師会(受託事業者)
バンク設置
◇期日 平成31年2月4日(月)~
◇場所 福島県医師会内
バンクへの登録について
登録票への記入もしくは、バンクの専用サイトから登録申し込みをすることができます。
詳しくは「福島県医業承継バンク マッチングナビ(登録・操作ガイド)」をご覧ください。
外部リンク
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