県民の皆さまへのお願い
感染拡大に備えた対応について
感染拡大時において、医療体制のひっ迫を回避するためには県民の皆さま一人ひとりのご協力が極めて重要となります。
過去の感染拡大時の教訓を活かしていただき、重症化リスクが低く症状の軽い方は市販薬や検査キットを活用のうえ自宅療養による回復に努めていただくなど、あわてず適切にご対応いただきますようご協力をお願いいたします。
目 次
1 市販薬の常備
発熱等の症状が現れた際に備えて、解熱剤等の市販薬を常備しておきましょう。
医療機関を受診することなく市販薬で回復ができた場合には、医療体制のひっ迫を軽減でき、重症化リスクの高い方への円滑な受診にも繋がります。
市販薬で症状の改善が見られない場合には、「かかりつけ医」や「外来対応医療機関」へご相談してください。
2 食料品・日用品の備蓄
感染した場合に備えて、ゼリーなど体調がすぐれない時でも食べやすい食料(5~7日分)やトイレットペーパーなどの日用品を備蓄しておきましょう。
外出制限はありませんが、感染した状態で買い物等へ出かけることは二次感染を発生させる可能性があります。買い物が必要となった際には家族や友人などへ相談し対応をお願いしましょう。
3 自己検査の活用
自己検査が行えるよう抗原検査キットを備えておきましょう。※国が承認した「体外診断用医薬品」または「第1類医薬品」と表示されているものを選んでください。「研究用」は国が承認したものではありません。
感染拡大時において、医療機関が発行する検査の結果を証明する書類や診断書を求めるため受診することは、医療ひっ迫に繋がります。
4 症状の確認
症状が現れた場合には、あせらずにご自身やご家族等の症状を冷静に確認しましょう。重症化リスクの低い方で症状が軽い場合には自宅で療養を行い、症状が重い場合には「かかりつけ医」や「外来対応医療機関」へ相談のうえ、受診をしましょう。
感染拡大時は平日の受診にご協力ください。対応できる医療機関が少ない日祝日や連休期間中は、重症化リスクの高い方を優先的に受診へ繋げる必要があります。
受診をする前に「医療機関への適切な受診について」も確認しましょう。
5 救急車の適正利用
緊急性の高い症状の方や重症の方が利用できるように、救急車の適正利用を心掛けましょう。
検査や薬の処方を受けたいなど、緊急性のない状況で救急車を利用することは限りある救急医療を消費してしまい、本来必要な方が利用できなくなってしまいます。
6 厚労省資料
厚生労働省「5月8日以降も感染拡大に備え、体調に異変を感じたら」 [PDFファイル/853KB]につきましても御覧下さい。