新型コロナウイルス感染症の罹患後(りかんご)症状(いわゆる”後遺症”)について
印刷用ページを表示する 掲載日:2022年3月2日更新
新型コロナウイルス感染症に罹患した(かかった)後、一部の症状が長引く人がいることがわかっています。
主な症状は疲労感・倦怠感・息苦しさ・睡眠障害・思考力、集中力の低下等ですが、時間が経つにつれて改善し、診断から6か月後に症状が認められる方は10%程度とされています。
後遺症と思われる症状について相談したいこと等のある方は、まずはかかりつけ医及び身近な医療機関(入院治療を受けた医療機関等)を受診してください。
代表的な症状
代表的な症状として、以下のようなものが報告されています。
罹患後症状に関する相談について
福島県では、罹患後症状を訴える患者が、かかりつけ医や身近な医療機関で相談・受診ができるよう受診体制を整え、必要に応じてかかりつけ医等から専門的な医療機関に繋ぐ体制を整備しています。
新型コロナウイルス感染症の罹患後症状(いわゆる「後遺症」)を感じたら・・・
まずはかかりつけ医や身近な医療機関を受診してください。
罹患後症状に関するよくある質問
Q.罹患後症状は治らないのですか?
A.現在のデータでは、3か月後に約3分の2、6か月後には9割弱の患者は症状が回復しています。
Q.新型コロナウイルスの罹患後症状を起こさないためにはどうすればよいのですか?
A.罹患後症状については、まだ明らかになっていない点が多い状況ですが、
・コロナウイルス感染症に罹患しないことが最大の予防
・コロナ発症予防、重症化予防だけでなく、後遺症予防という観点からもワクチンは重要
以上の2点をご理解いただき、コロナウイルスへの感染予防策を徹底するほか、市町村の案内に応じてワクチンの接種をお願いします。