医療機関への適切な受診について
医療機関への適切な受診について
5月8日から新型コロナウイルス感染症は5類感染症へ位置づけが変更されましたが、新型コロナウイルス感染症の特性については以下のとおり変わりはないため、事前予約を行うなどの適切な受診は引き続き必要となります。
(1)感染力が非常に強く、引き続き感染対策が必要な点
(2)高齢の方や基礎疾患のある方などが感染した場合、重症化リスクが高く、亡くなる危険性がある点
(3)感染した場合、り患後症状(後遺症)に苦しむ場合がある点
県民の皆様には以下の内容を御確認いただき、適切な受診について引き続き御協力をお願いいたします。
目 次
1 重症化リスクの高い方
重症化リスクの高い方(高齢者、基礎疾患を有する方、妊婦など)は引き続き医療機関を受診してください。
医療機関については以下のページから検索できます。
2 重症化リスクの低い方
重症化リスクが低く、症状が軽い方については、まずは検査キット※による自己検査の活用を引き続きお願いいたします。
※国が承認した「体外診断用医薬品」を選んでください。「研究用」は国が承認したものではありません。
(1)検査結果が陽性の場合
症状が軽い場合は、自宅等で療養を開始しましょう。症状が重いなど受診を希望される方は、医療機関に連絡をしてください。
(2)検査結果が陰性の場合
症状がある場合のマスク着用や、手洗い等の基本的な感染予防対策を継続してください。
3 受診する際の留意事項
(1)かかりつけ医がいる方へ
まずは、かかりつけ医に対応が可能かご相談ください。かかりつけ医が対応できない場合には自院患者以外も対応可能な医療機関へご相談ください。
(2)かかりつけ医がいない方へ
かかりつけ医がいない方は自院患者以外も対応可能な医療機関を検索のうえご相談ください。
(3)医療機関の登録内容
医療機関によって対応できる日時が異なりますので医療機関の登録内容をよくご確認ください。また、医療機関の診療状況等(予約上限に達した場合等)により対応できない場合があります。
問い合わせの際や受診時に医療従事者の方への暴言などハラスメント行為はやめてください。
(4)受診前の事前相談
各医療機関では、引き続き感染拡大防止のため、新型コロナウイルス感染症の疑いがある患者さんとそれ以外の患者さんが接触しないよう時間や場所を分けて診察を行っています。そのため、必ず事前に電話をしてから受診してください。
4 支払いについて
5類感染症への位置づけ変更後(5月8日以降)は、外来医療費の窓口支払分は原則自己負担となります。
なお、以下の新型コロナウイルス感染症治療薬が処方された場合については、薬剤費の自己負担分全額が公費の対象(令和5年9月30日までの措置です。)となります。
※新型コロナウイルス感染症治療薬
経 口 薬:「ラゲブリオ」、「パキロビットパック」、「ゾコーバ」
点 滴 薬:「ベクルリー」
中和抗体薬:「ゼビュディ」、「ロナプリーブ」、「エバシェルド」