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献血・素朴な疑問

印刷用ページを表示する 掲載日:2017年7月19日更新

Q1 なぜ、献血は必要なの?

A1 骨髄の病気や事故で大量出血した方など輸血を必要とする患者さんにとって、輸血用の血液は、生命を支えるかけがえのないものです。また、血友病の患者さんにとっても、血液の成分からつくりだされる血液凝固因子製剤は、自分の生命を支える大切なものです。これらは、一部を除いて、人工的につくりだすことはできず、皆さんの献血によりその原料を確保しなければなりません。

   献血は、これらの人たちの生命を救うために欠かすことのできない貴重なボランティアです。

 

Q2 献血はどこでできるの?

A2 県内4か所の血液センター(福島県赤十字血液センター、福島県赤十字血液センター会津出張所、福島県赤十字血液センターいわき出張所、郡山駅前献血ルーム)のほか、毎年運行計画を定めて県内の各市町村を巡回している「移動採血バス」で献血できます。

  詳細については、福島県赤十字血液センターのホームページをご覧ください。

 

Q3 献血にはどんな種類があるの?

A3 200Ml献血、400Ml献血、成分献血の3種類があります。

   患者さんにとって安全性の高い400Mlと成分献血へのご協力をお願いします。

 

Q4  献血は誰でもできるの?

A4 次のような採血の基準があります。

  また、輸血を受ける方の安全を守るため、エイズウィルス感染の不安がある方などには献血をご遠慮いただいております。

  200Ml献血400Ml献血成 分 献 血
年齢16歳から(男)17歳から

(女)18歳から

18歳から
体重(男)45kg以上50kg以上45kg以上
体重(女)40kg以上50kg以上40kg以上

詳細については、福島県赤十字血液センターのホームページをご覧ください。

 

Q5 採血している時間はどれくらいなの?

A5 200Ml献血、400Ml献血で10〜15分程度、成分献血で40〜90分ほど時間がかかります。

 

Q6 献血した後に注意することは?

A6 注意することは、次のようなことです。

  ・ 針痕をもんだりこすったりしないでください。

   ・ 採血直後(できれば採血当日中)は腕に強く力を入れたりしないでください。

  ・ 自動車などの運転をする方は、十分な休憩をとってください。

  ・ 水分を十分に補給してください。

  ・ 採血当日の激しいスポーツは避けてください。

 

Q7 献血した血液はどうなるの?

A7  献血されたすべての血液について肝炎やエイズなどのウィルス汚染の有無などを最新の器機で検査し、合格したものだけが、赤血球製剤や血小板製剤として病院などで輸血を待っている患者さんに届けられるほか、血液凝固因子製剤の原料として使用されることになります。

 

Q8  献血で病気をうつされることはないの?

A8 献血に使用される針や血液のバッグは献血者一人ごとに新しいものと交換しますので、ほかの献血者の方から肝炎やエイズなどの病気がうつる心配は絶対にありません。

 

Q9  献血しても身体は大丈夫?

A9  私たちの体の中には、体重の7〜8%程度の血液が流れています(60歳の男性で4,800Ml程度)。医学的に、血液量の15%以内(60歳の男性で720Ml程度)が失われても、身体上の問題はないとされています。

   ただし、まれに献血の後気分が悪くなったり、針を刺した場所に痛みなどが残ることがあります。そんなときには、すぐに血液センターの職員にお知らせください。