海外で気をつける感染症~海外旅行では感染症に注意しましょう~
印刷用ページを表示する 掲載日:2025年7月10日更新
海外旅行では感染症に注意しましょう
夏休みやゴールデンウィーク、年末年始などの連休には、多くの方が海外へ渡航されますが、海外では日本にはない感染症にかかることがあります。
安全で快適に渡航し、帰国することができるように感染症を予防しましょう。
渡航前のポイント
- 必要に応じ予防接種を行いましょう。
海外渡航のためのワクチン(予防接種)(外部リンク/厚生労働省ホームページ)
予防接種実施機関検索(外部リンク/厚生労働省ホームページ)※検索の際に、「取寄せも含む」に☑いただくとより多くの医療機関を確認することができます。
- 必ず渡航先で流行している感染症の情報を事前に入手し、注意すべきことを確認しておきましょう。
渡航中のポイント
- 生水・氷・カットフルーツの入ったものを食べることは避けましょう。
- 食事は、十分に火の通った信頼できるものを食べましょう。
- 蚊・ダニに刺されないように、服装に注意し、必要があれば虫よけ剤を使うなどしましょう。
- 動物は、狂犬病や鳥インフルエンザなどのウイルスをもっていることがあります。また、ヒトコブラクダはMERSコロナウイルスを持っていることがあります。むやみに近寄ったり、触らないようにしましょう。
- 咳や発熱、発疹など、なんらかの症状がある方との濃厚な接触は避けるようにしましょう。
帰国後・帰宅時に体調が悪くなったら
- 空港や港に設置されている検疫所では、渡航者の健康相談を行っています。帰国時に発熱や咳、下痢、具合が悪いなど体調に不安がある場合、又は、動物に咬まれたり、蚊に刺されたなど健康上心配なことがありましたら、検疫所で相談してください。
- 感染症には、潜伏期間(感染してから発症するまでの期間)が数日から1週間以上と長いものもあり、帰国後しばらくしてから具合が悪くなることがあります。その際は、早急に医療機関を受診し、渡航先、滞在期間、現地での飲食状況、渡航先での職歴や活動内容、動物との接触の有無、ワクチン接種歴などについて必ず伝えてください。
- その他心配なことがありましたら、最寄りの保健所に相談してください。