ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

梅毒

印刷用ページを表示する 掲載日:2016年4月19日更新

 全国的に近年報告数が急増しており、福島県でも報告数が増加しています。
 県南地域では、平成27年に1例の報告がありました。

1 梅毒とは

 感染している人との性的な接触(粘膜や皮膚と直接接触すること)などによってうつる感染症です。
 陰部に潰瘍ができたり、リンパ節の腫れ、全身の発しんなどの症状を呈します。進行すると、脳や心臓にも症状がでることがあります。
 梅毒に疾患しているひとが妊娠すると、早産や死産になったり、胎児に重篤な異常をきたすことがあります。(先天梅毒)

2 発生状況

 全国において、女性の梅毒感染者届出数は平成22年の124例から平成27年の574例へと、5年間で約5倍に増えました。平成27年に報告のあった2,698例をみると、性別では男性1,934例、女性764例、年齢別では男性は40~44歳が最も多く16%、女性は20~24歳が最も多く31%でした。また、女性の15~34歳の年齢郡が女性報告全体の7割を占めました。
 福島県においても梅毒の患者報告数が増加しており、平成28年第11週には「先天性梅毒」の報告が1例ありました。平成27年に報告のあった24例をみると30歳代が最も多く、10歳代~30歳代を合計した数は17名で70.8%を占めました。

<梅毒 報告数(H27年、H28年は速報値>
H22年H23年H24年H25年H26年

H27年

H28年
県南地域
福島県1124

13

全国6218278751,2281,6612,698796

(H28年は3月27日分まで)

<先天性梅毒 報告数(H27年、H28年は速報値)>
H22年H23年H24年H25年H26年

H27年

H28年

県南地域

福島県

全国1013

                                 (H28年は3月27日分まで)

3 予防方法

 感染部位と粘膜や皮膚が直接接触をしないように、コンドームを使用することが勧められます。コンドームの適切な使用によりリスクを減らすことができます。オーラルセックスやアナルセックスでも感染します。
 一度治っても再び感染することがあるので、パートナーと一緒に検査・治療しましょう。

4 感染症法に基づく届出

 梅毒と診断した医者は、診断して7日以内に最寄りの保健所への届出が必要です。
 県南地域の医療機関は県南保健所へ御連絡願います。
 (電話0248-22-6405 Fax0248-23-1252)

5 リンク情報

届出基準・届出様式(厚生労働省ホームページ)

「梅毒について」(福島県ホームページ)

「梅毒に関するQ&A」(厚生労働省ホームページ)

「梅毒とは」(国立感染症研究所ホームページ)

ご意見お聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?
このページは見つけやすかったですか?

※1 いただいたご意見は、より分かりやすく役に立つホームページとするために参考にさせていただきますので、ご協力をお願いします。
※2 ブラウザでCookie(クッキー)が使用できる設定になっていない、または、ブラウザがCookie(クッキー)に対応していない場合はご利用頂けません。