「ハカマオニゲシ」の見分け方について
印刷用ページを表示する 掲載日:2016年5月27日更新
ハカマオニゲシの見分け方は次のとおりです。
【ハカマオニゲシの特徴】
1 初夏に、径9~12センチメートルの鮮やかな深紅の大きな花を咲かせます。
2 花びらのすぐ真下には、4~6枚のハカマ(ほう葉)があります。
→これは、果実ができて、果実の下の茎(果梗)が枯れるまで残り、ハカマのように見えるので、「ハカマオニゲシ」の名前の由来となっております。
3 草丈は60~100センチメートルで、葉や茎全体が白く硬い毛で覆われています。
4 葉は濃緑色で、鳥の羽のような形に深く切り込んでいます。地面に近い部分の葉(根出葉)は密についており、長い柄(葉柄)があり、長さは柄を含め20~25センチメートルです。
5 つぼみの表面には、硬く伏した(寝た)毛が多数ついています。
6 果実は、表面に毛がなく、青緑色です。
※詳しくは厚生労働省ホームページ内、「大麻・けしの見分け方」をご覧下さい。
http://www.mhlw.go.jp/bunya/iyakuhin/yakubuturanyou/other/taima_miwakekata.html
なお、最近は、ハカマオニゲシとオニゲシの交配種が多く存在し、先祖返りによりハカマオニゲシの形態上の特徴を有する物が発育する可能性もあります。
上記のような形態上の特徴があれば、ハカマオニゲシと判断されますので、発見した場合は、最寄りの県保健所、いわき市保健所、または県薬務課に連絡をください。