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プールにおける疾病とその予防

印刷用ページを表示する 掲載日:2013年12月1日更新

更新日:平成25年7月4日

プールにおける疾病とその予防

 プールではさまざまなウィルスや細菌が、プール水を介して耳鼻や口、あるいは眼へ侵入することがありますが、基準どおりの十分な消毒を行うことによりプール水を介しての感染は予防することができます。

 床への付着した細菌類や感染者とのタオルの共用などから感染する危険性もあるので、場合によっては感染症にかかっているおそれのある者に、水泳を中止させる必要があります。

 また、利用者が水泳後にプールによると考えられる感染症にかかっていないかについても注意する必要があります。

プールにおける水質基準

 プールの水質基準は『福島県遊泳用プール衛生管理指導要綱』で定められています。検査項目、基準値等は県庁食品生活衛生課のホームページを参考にしてください。  

プールにおける主な感染症

急性外耳炎・中耳炎

症状:耳痛や外耳道(耳の穴)の腫れ、頭痛、発熱。

原因:外耳や中耳の皮膚・粘膜の小さな傷口から細菌(主としてブドウ球菌)に感染したことによる。

予防:耳の中に傷をつけない。耳栓をすること。

夏カゼ症候群

症状:1~4日続く発熱、上気道炎症状、頭痛、嘔吐、下痢、筋肉痛、食欲不振など消化器症状もみられることがある。

原因:腸管系ウイルス(コクサッキー、エコー、エンテロ、ポリオ)の感染による。

予防:上記の症状を有する者をプールに入れないこと。水泳後のうがいの励行。

咽頭結膜炎

症状:夏から初秋にかけて学童に流行する。3~7日の潜伏期の後、4~5日持続し午後より夕方にかけて高くなる39℃ほどの発熱と、喉の腫れと痛み、リンパ節の腫れなど咽頭炎の症状及び結膜炎を発症する。

原因:アデノウイルス(3、7型など)で、咽頭や結膜の分泌物、大便を介して感染する。予防:プール水や腰洗い槽の塩素消毒を徹底すること。水泳後のうがいの励行及び洗眼。タオル、ハンカチ、目薬などを他人と共用しないこと。

流行性角膜炎(はやり目)

症状:春から夏にかけてみられる結膜と角膜の炎症で、普通は成人に多いが、わが国では学童での流行も多い。成人型は発熱などの全身症状が軽く、眼の局所症状が顕著である。潜伏期は4~6日で、結膜に擬膜形成と充血が出現し、異物感や眼脂、耳前リンパ節腫脹もみられることもあるが、7~10日後に角膜潰瘍まで進行すると失明の危険もある。全経過は2~3週間であるが、その間は感染能力があるので注意を要する。

原因:アデノウイルス(主に8型)が原因で、結膜分泌物から感染するが、タオルの共用により伝染する可能性が高い。

予防:咽頭結膜炎と同じ。

伝染性難属腫(みずいぼ)

症状:皮膚に、中心部のくぼみとやや白っぽい光沢のある1~10mmの丘疹(半球状隆起)が現れる。潜伏期は2~6週間である。大多数は乳幼児から小学校低学年である。

原因:ポックスウイルス群による接触感染である。

予防:タオルの共用禁止、更衣室の床等の清掃と乾燥、それに水泳直後に十分なシャワーをする。ビート板などからもうつることがあるのでビート板等は乾燥させて清潔を保つ。