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腸管出血性大腸菌による食中毒に注意しましょう

印刷用ページを表示する 掲載日:2014年4月1日更新
 全国で、腸管出血性大腸菌による食中毒が発生しています。 発生している腸管出血性大腸菌による食中毒の多くが肉類(牛肉、牛レバー料理、焼き肉、ユッケ、レバ刺し等)と関係しています。

腸管出血性大腸菌とは?

 大腸菌は家畜や人の腸内に存在し、一般的に無害ですが、腸管出血性大腸菌はベロ毒素をだして出血を伴う腸炎や尿毒症(溶血性尿毒症症候群)などを引き起こします。 乳幼児や高齢者がかかりやすいので特に注意が必要です。 腸管出血性大腸菌には、代表的なO157の他にO26、O111、O128、O145など多くの種類があります。

 腸管出血性大腸菌は十分に加熱すれば、死滅し感染力を失います。 腸管出血性大腸菌による食中毒を予防するために次のことに注意しましょう。

 肉類の生食は避けましょう。

 肉類は中心部まで十分に加熱しましょう。(75℃で1分間以上加熱)

 ハンバーグや結着処理(肉塊やひき肉を金属容器にきつく詰め,凍結後成形した後,一定の厚みに切ること)されたステーキなどは内部まで菌が入り込んでいる可能性があり、肉の中心部の色が変わるまで十分加熱しましょう。

 「箸」の使い分けをしましょう。

 焼肉やバーベキューの時は,生肉をつかむ調理用の箸と食事用の箸は別々にし,よく焼いて食べましょう。

参考