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うつ病について 「医療機関への受診の勧め方」

印刷用ページを表示する 掲載日:2013年12月1日更新

うつ病が考えられるときの医療機関への受診の勧め方

うつ病の疑いがあり、受診を勧めてもすぐに受診につながるとは限りません。

「私は病気ではありません」「原因はわかっていますから」「疲れているだけ」「問題が解決されなくてはどうにもならない」「前にもこんな感じで何とかなった」と、病気を一生懸命否定しようとします。

その背景には、うつ病という病気に対する誤解や、精神科の病院にかかることへの抵抗が大きいと思います。

また、病気によって決断が難しくなっていることも考えられます。 

まずは、御本人の気持ちをしっかり受け止めて下さい。

下記について丁寧にお話して、早めに専門の精神科を受診したほうが良いことを伝えましょう。

ご本人にお話しすること

うつ病について

■ 弱さや怠けではなく病気である

■ 誰でもがかかる可能性のある病気である

■ 休養と治療で楽になる可能性が高い病気である

精神科の病院に行くことの抵抗が強い時

■ うつ病の治療のほとんどが通院で行われる

■ 診療所や総合病院精神科など、対象者が受診しやすい所を選び、気軽に早めに受診する。

■ はじめは、かかりつけの先生に相談してみても良い

薬をのむ事への抵抗が強い時

■ うつ病では脳の神経伝達物質の働きに変調が起きていて、この変調を調整するのに薬をのむことが有効である

■ 医師の指導を受けながら服用すれば、癖になる心配はない

受診を勧めるときのポイント

本人自身が抱えている具体的な症状(不眠、倦怠感等)をあげて、受診を勧めましょう。

本人が信頼している人の力を借りることも有効です。