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うつ病と自殺について 「すべきこと・してはならないこと」

印刷用ページを表示する 掲載日:2013年12月1日更新

自殺の危険が高い時すべきこと・してはならないこと

すべきこと

○ 共感を示しつつ、相手の訴えに耳を傾けるとともに、冷静な態度を保つ。

 ○ 支持的な態度で接し、相手を思いやる姿勢を示す。

 ○ 相手の置かれた状況を真剣に受け止め、自殺の危険の程度を判断する。

 ○ これまでにも自殺を図ったことがあるかどうか質問する。

 ○ 自殺以外の可能性を探る。

 ○ 自殺の計画について尋ねる。

 ○ 十分な時間をとる。

 ○ 自殺しないという約束をしてもらう。

 ○ どのようなサポートが得られるか検討する。

 ○ 可能ならば、自殺に使われそうな手段を取り除く。

 ○ 実際に行動を起こし、他者に知らせ、助けを求める。

 ○ 自殺が生じる危険が高い場合、その人と一緒にいる。

してはならないこと

○ 状況を無視する。

 ○ 狼狽したりパニックになる。

 ○ 何も問題はないと言う。

 ○ 自殺してみろなどと挑発する。

 ○ 些細な問題だととらえる。

 ○ 誤った保証を与える。

 ○ 秘密にすると約束する。

 ○ その人をひとりにしてしまう。

高橋祥友(防衛医科大学校・教授)WHOによる自殺予防の手引き(平成14年度厚生労働科学研究費補助金こころの健康科学研究事業自殺と防止対策の実態に関する研究協力報告書)より抜粋