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福島県農業環境規範(作物の生産版)

印刷用ページを表示する 掲載日:2013年12月1日更新

福島県農業環境規範(作物の生産版)

1 土づくりの励行

 土づくりは、環境と共生する農業生産の基本です。たい肥や稲わら、緑肥などを利用した土づくりを励行しています。また、たい肥等は、成分分析が行われており、国、県への届出もしくは登録のあるものを利用するよう心がけています。

2 適切で効果的・効率的な施肥

 作物等に肥料を施用する場合には、土壌診断結果に基づき、県、市町村、JAなどの施肥基準や栽培暦等を参考として、適切な方法で、過剰な施肥とならないよう行っています。また、肥料の保管は適切に行っています。

3 効果的・効率的で適正な防除

 作物の病気や害虫、雑草が発生しにくい栽培環境を整えています。また、常にほ場における病害虫の発生状況を把握するとともに、県、市町村、JAなどが発表する情報に注意し、化学合成農薬のみに頼らず、多様な防除手段(耕種的、物理的、生物的防除等)を上手に組み合わせながら、病害虫防除指針に基づき適切な時期に効果的な方法で防除しています。  また、農薬の使用と保管は、法律に基づき適正に行っています。

4 廃棄物の適正な処理と有機性資源の利活用

 使用済のプラスチックやビニールなどは、法律に基づいて適正に処理を行っています。また、稲わらなどの作物残さも有効に利用しています。

5 エネルギーの節減

 ハウスの暖房やモミの乾燥などをする場合は、適切な温度で管理することにより、無駄な温度の上げ過ぎに注意し、農業用機械を使用するときは、エンジンやモーター等をこまめに切るように心がけています。 また、農業用機械や施設を共同利用しています。

6 新たな知見・情報の収集

 県、市町村、JAなどのチラシやパンフレットなどから最新情報を把握し、研修や勉強会などにも積極的に参加しています。

7 生産情報の保存

 使用した肥料や農薬について、使用日、資材名、量などの使用状況等について記帳し保存しています。また、日ごろ行っている農作業の内容を、作業日誌に記録しています。

8 安全な農産物生産への配慮

 消費者から信頼の得られる安全な農産物を生産するため、ほ場や作業場及びコンテナ等資材などの清浄維持に努めています。また、生産段階における作物の安全性を確認するため、管理手順を点検しています。