野生イノシシへの豚熱経口ワクチンの散布について
印刷用ページを表示する 掲載日:2021年12月28日更新
国内では平成30年9月以降、野生イノシシの間で豚熱の感染拡大が続き、飼養豚における豚熱感染の要因となっています。
県では令和3年10月に「福島県野生イノシシ豚熱対策協議会」を設立し、飼養豚で豚熱が発生するリスクを低減させるため、令和3年12月14日より野生イノシシに対する豚熱経口ワクチンの散布を開始しました。
令和3年度散布計画
散布地域
福島市、二本松市、伊達市、本宮市、桑折町、国見町、川俣町、大玉村、猪苗代町
散布地点
上記9市町村のイノシシが生息する山林等 72地点
散布方法
ビスケット状のエサにワクチンを封入したものを、他の野生動物が摂取しないよう土中に埋めて散布
散布個数
計2,880個(1地点、1回あたり20個散布して2回実施)
散布期間
令和3年12月14日から散布開始
検証
(1)散布後5日以降にエサを回収し、野生イノシシの摂取率を調査します。
(2)散布後15日以上経過した後、捕獲した野生イノシシの抗体検査及びPCR検査を実施して経口ワクチンの効果を検証します。
皆様へのお願い
散布地点には固形物等が散乱している場合があります。イノシシ等がワクチンを摂取したものであり、ワクチンの摂取率を調査するために回収しますので、触れたりしないようお願いします。
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