ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
ホーム > 組織でさがす > 会津農林事務所 喜多方農業普及所 > 会津地方指導農業士会総会・研修会が開催されました

会津地方指導農業士会総会・研修会が開催されました

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年1月24日更新

 県では、地域農業をリードし青年農業者の育成に指導的役割を担う農業者を福島県指導農業士として認定しており、会津地方では会津地方指導農業士会として39名の皆さんが組織的に活動を行っています。
 本農業士会では、1月16日に会津若松市内で総会と研修会を開催しました。
 総会では29年度の事業報告や30年度の事業計画が審議された後、新たな役員が選任されました。
 総会後には、GAP(ギャップ)をテーマとした研修会が開催されました。
 研修会では、最初に会津農林事務所の担当者から「知っておきたいGAPの基礎知識」
と題して、GAPの意義、取組の概要、GAP認証制度のほか、県独自の支援制度等について説明がなされました。
 次に、桑折町のモモの生産者であるはねだ桃園羽根田幸将氏が「GLOBALG.A.P認証の取組について」と題して講演されました。 
 羽根田氏は大学卒業後に山形県内に就職されましたが、平成26年に父親の病気を契機に就農を決意し、本県に戻り果樹研究所の講習生を経て、平成28年に経営継承の形で就農されました。 
 就農後には、父親が参画していた「桑折スマート農業実証協議会」の事業の一環としてGLOBALG.A.Pを取得されました。
 GAP取得に向けては、コンサルタントの指導を受け苦労をされながら認証を取得されましたが、現在ではGAPの取組により記帳・記録を残すことができ、自らの経営について分析する材料にもなっており、経営改善に生かすことができると評価しておられます。
 なお、認証については毎年更新が必要であり、審査料などの負担もあるが、県の支援制度を活用し対応されているとのことでした。
 羽根田氏は生産したモモを百貨店等に直接売り込みをかけており、反応を示す店舗もでてきているとのこと。GAPの先駆者として、羽根田さんの今後の御活躍を期待しています。

総会の開催風景羽根田氏の講演

ご意見お聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?
このページは見つけやすかったですか?

※1 いただいたご意見は、より分かりやすく役に立つホームページとするために参考にさせていただきますので、ご協力をお願いします。
※2 ブラウザでCookie(クッキー)が使用できる設定になっていない、または、ブラウザがCookie(クッキー)に対応していない場合はご利用頂けません。