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会津方部青年農業士連絡協議会が資質向上研修を開催しました!

印刷用ページを表示する 掲載日:2019年9月12日更新

 県では青年農業者を「青年農業士」として認定し、自主的な組織活動等をとおして資質向上を図り、優れた農業後継者の育成確保を図っています。
 また、会津地方の「青年農業士」が連携を深めるため、会津方部青年農業士連絡協議会を組織し、毎年、研修会や情報交換会等を開催しています。
 8月1日には、郡山市の郡山市園芸振興センターおよびふくしま逢瀬ワイナリーを会場として資質向上研修が開催されました。

 郡山市園芸振興センターは、郡山市園芸畜産振興課の出先機関として平成10年4月に開所し、「栽培試験」「研修」「体験」を3つの柱として運営。
 栽培試験では、トマト、キュウリ、ミニトマト、アスパラガス、トルコギキョウ等の作型、品種等の比較展示を無加温ハウス及び露地で行っていました。
 5年前からは研修事業も行っており、今年度は2名の研修生を受け入れ、ハウス1棟ずつ割り当ててトマト、ミニトマトを作付け、露地にはモロヘイヤ、オクラなど自由に作付けさせているとのことでした。
 また、アグリサポーター育成講座を開講し、ナシ、ブドウ等の果樹を対象に実施、受講者をアグリサポーターとして認定し、果樹農家へ有償ボランティアとして紹介しているとのことでした。
 このほかトマト、トルコギキョウを対象とした月1回の栽培指導講習会や、幼稚園児等を対象としたエダマメやサツマイモの収穫体験等が実施されていました。
 さらに、ガラス温室では市内生産者の育苗管理をサービス業務として行っていました。
 具体的には、生産者がトルコギキョウ等の種子、培土、セルトレイ等を持ち込み、センター所有の播種機で播種を行い、その後の潅水等の管理をセンター職員が無償で行っていました。

 次の研修先であるふくしま逢瀬ワイナリーは、三菱商事復興支援財団が郡山市と連携協定を結び、約10億円を投じて平成27年10月に竣工。
 一般社団法人ふくしま逢瀬ワイナリーが運営し、果実酒、ブランデー、リキュールの製造免許を取得。
 平成28年3月に自社醸造したワイン・リキュールの初出荷を行い、同年11月には試飲も出来るワインショップをオープンさせました。
 原料として本県産のモモ、ナシ、リンゴ、ブドウ等を使用しており、果実酒等の製造能力は4万リットルで、タンクは2千リットル×14本、1千リットル×12本。フルボトル換算5万本の製造が可能であり、ラベルは障害者が描いたリンゴやモモ、ナシ等の絵画を使用していました。

 郡山市での研修終了後会津若松市内において情報交換会が開催され、親睦を深めるとともに、日頃の農業経営における課題等について意見交換等が行われるなど、中身のぎっしり詰まった一日となりました。

アスパラガスのほ場(園芸振興センター)醸造施設(逢瀬ワイナリー)

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