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扇ケ峰牧野が閉牧しました!

印刷用ページを表示する 掲載日:2019年12月14日更新

 喜多方市塩川町の扇ケ峰牧野は、原発事故以降、放射性物質により牧草地が汚染され、休牧を余儀なくされましたが、福島県営農再開支援事業により牧草地の除染(更新)作業が行われ、昨年度から放牧が再開、今年度は再開2年目を迎え、乳用牛や肉用牛が広々とした牧野でゆっくりとした時間を過ごしてきました。

 秋も深まり降雪を前にして、11月1日に閉牧を迎えました。
 牧野では12頭の放牧牛達が、名残惜しそうに広大な放牧地を後にしました。
 放牧期間中、繁殖管理スケジュール等により放牧牛の入退牧がありましたが、大きな事故もなく無事に閉牧に至ることが出来ました。
 定期的な巡回による放牧牛の監視や毎月の衛生検査の実施など、牧野組合や関係機関の皆様の御努力の賜だと思っています。お疲れさまでした。

 なお、今年度は、開牧時期を早めたことや昨年の冬に実施した放牧利用意向調査の効果もあり、20頭でスタートを切り、放牧期間中の放牧延べ頭数でも昨年対比200%を達成することができました。

 放牧牛が退牧した後は、降雪に備え牧柵の有刺鉄線を外し、地面に落とす作業を行うとともに、除草剤によるギシギシやアザミ等の雑草対策を行い冬を待つことになります。
 来年度は、放牧再開3年目となりますが、雪解け後、早い時期に開牧できるよう、引き続き支援してまいります。

名残惜しそうな牛達

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