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H30年度 田んぼの学校 活動報告

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年8月31日更新

第1回(4月23日) 開校式

4月23日(月曜日)、「田んぼの学校」開校式を行いました。菊田小学校の松本光司校長による開校宣言の後、田んぼの学校長に就任されました井上用水堰土地改良区理事長の秋山邦夫さんをはじめ、田んぼの学校応援団の方々から挨拶をいただきました。その後、田んぼの測量を行い、今後1年間マコモダケを育てる田んぼがどのぐらいの大きさがあるのかを学びました。
田んぼの大きさはどのくらい?

第2回(5月14日) マコモダケの苗植え

5 月14 日(月曜日)、マコモダケの苗植えに挑戦しました。児童達は、地元農家の方から植え方の説明を受け、苗植えに取り組みました。素足で田んぼに入るという初めての体験で、「怖い」「ぬるぬるしてる!」と恐る恐る苗植えを行っていましたが、最後には「楽しい」「また苗植えをやりたい!」といった感想もあり、皆さん楽しく苗植えを学ぶことができました。
上手に苗植えできるかな?

第3回(6月20日) 田んぼの生きもの調査

いわき市山田町の菊田小学校で、田んぼの生きもの調査を実施しました。菊田小学校の児童78名が、田んぼ沿いの素掘り水路に入り、田園環境に生息するナマズやタモロコなどの魚やマツモムシなどの昆虫、ザリガニを採取しました。
今回の活動に当たっては、地元の方や先生方のほか、アクアマリンふくしまの春本宜範氏にご協力いただき、生きもの採取の手ほどきを受けながら、張り切って調査に臨みました。班の中で役割分担をして積極的に取組んだ結果、驚くほど多くの種類の生きものを採取して、自分の住んでいる地域の自然環境の豊かさを実感している様子でした。
児童からは、「魚がこんなに捕れるとは思わなかった!」「楽しかったのでまたやりたい」などの声が聞かれました。
たくさん 獲るぞ~!

第4回(7月17日) マコモダケの生育状況確認・田んぼの微生物実験

いわき市山田町において、菊田小学校の児童78名が、5月に植えたマコモダケの生育状況を確認するとともに、講師として東京薬科大学の上岡永佳氏、宮内友子氏の指導のもと、田んぼにいる発電菌を用いた実験を行いました。
マコモダケの生育状況確認では、クイズ形式でマコモダケの成長を確認すると同時に、改めてマコモダケの特徴等について学びました。生育状況を確認した児童たちは、「マコモダケが2ヵ月で160cmになって驚いた」等、マコモダケの成長の早さに感心していました。
次に田んぼの微生物実験では、微生物とは何か、田んぼでどんな働きをしているのかを学びました。その後実際に田んぼの発電菌を使った発電実験を行い、微生物が発電している様子を児童全員で確認しました。児童からの感想では、「田んぼにいる微生物で発電が出来るなんて不思議!」などの声が聞かれました!
マコモダケは どのくらい成長したかな?

第5回(10月4日)・第6回(10月5日)・第7回(10月6日) マコモダケの収穫・実食体験

10月4日(木曜日)、いわき市立菊田小学校5年生児童79人がマコモダケの収穫を行いました。
児童達は、最初に地元応援団の方から収穫方法の説明を受け、クラスごとにチームに分かれ、根元が大きくなり収穫可能となったマコモダケを見極めながら、収穫を行いました。約250本もの大量のマコモダケを収穫することができ、児童たちは大満足していました。
翌日10月5日(金曜日)にはマコモダケの実食体験を行いました。山田公民館、婦人会の皆さまにマコモダケご飯、マコモダケの素揚げ、マコモダケゼリーを作っていただき、5年生児童達がそのマコモダケの料理を実食しました。自分たちで育て、収穫したマコモダケを、児童達はとてもおいしそうに食べていました。
また、マコモダケの一部は、10月6日(土曜日)に小学校のバザーに出品され、すぐに完売するほど大好評でした。
第5回
マコモダケの収穫
第6回
マコモダケの実食体験

第8回(12月4日) 閉校式

12月4日(火曜日)、いわき市立菊田小学校5年生児童79人がマコモダケの栽培を通して取り組んできた「田んぼの学校」の閉校式を行いました。
まず、今まで「田んぼの学校」に協力してくださった地元応援団や、土地改良区の皆さんが見守る中、これまでの活動を通して学んだことや感想を児童達が発表し、活動のまとめを行いました。堂々とした児童達の姿にこの1年の成長が感じられました。
その後、田んぼの学校長から児童達へ修了証書が授与され、今年度の「田んぼの学校」が閉校しました。
閉校式

合同発表会「実りの収穫祭」(12月7日)

12月7日(金曜日)には、県内で「田んぼの学校・畑の学校」に取り組んでいる小学校8校が福島県農業総合センターに集まり、それぞれの活動を発表する「実りの収穫祭」が行われました。
マコモダケの栽培を通した活動は、菊田小学校独自で県内唯一の取組のため、他校の児童は発表を興味深く聞いていました。今まで学んだ事を分かりやすく説明した、すばらしい発表でした。
成果発表会

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